約 2,551,916 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/427.html
前へ ← 1 2 3 4 → 次へ 作品 ■▲▼ 冬の家 乾いた雪が乾いた心を運んでくる 屋根も軋んで声をあげる つけ放しのラジオが鳴っている 汽笛が糸を引いて消える 誰も訪ねて来ない 野良犬が体を震わせる 背中の雪がドサリと落ちる 細い指のひとが髪を梳る 鏡は濡れて光っている ケトルの湯はまだ沸かない 夜が更けて雪はやんでいる トウヒも白樺も闇に溶ける 背中丸めペディキュアを塗っている 鳩時計が十時を告げる 冬の家はいつもより広く感じられてならない コムパクトの蓋をパチンとしめる それきり物音ひとつしない 白い吐息がまた漏れる ストーブの火は炎が弱い 睫毛の先から夜は凍る セーターの下の胸は薄い 灯りはつけたままで眠る 今日も誰ひとり訪ねては来ない 487 名前:冬の家 [] 投稿日:05/02/03(木) 23 00 46 ID Vr44MLZY 【コメント】 533 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 53 17 ID 0kRGZv08 487 冬の家 もしかしたら、作者の一番使いたかった部分なのかもしれませんし、 あるいはそうではないかもしれませんが、各連の最後の行は、わたしは全部 削ったほうがいいと思うのです。 冬の家のさみしい感じが、各連、最後の行で、消されてしまっているように 思えるからです。言わずもがなの言葉だという気がするのです。 528 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [] 投稿日:05/02/14(月) 21 47 10 ID /7bwK8yP みなさん、おめ、おつです。 今回「冬の家」を書きました。2回連続0点。この記録をどこまで更新できるか。 と少々自虐的になっているきょうこのごろです。ま、あまり、自分の詩に解説 したくないので。詩の言葉だけで完結できていないことになるのもイヤなので。 みなさん、詩論が盛り上がってて何よりです。こうした雰囲気を待っていました。 ゼッケンの意見、おもしろかったよ。それと、わにさんの復帰もうれしいね。 ■▲▼ 冬の日 帰りそびれた自転車が震えている 薄明かりの中 窓辺の灯から微かに懐かしい唄が聞こえる 夕日は 聞き入る様に声を押し殺して 静かにまだ燻っている 488 名前:冬の日 [sage] 投稿日:05/02/04(金) 00 46 08 ID INpx5Fbk 【コメント】 533 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 53 17 ID 0kRGZv08 488 冬の日 悪くないなぁと思ったのですが、物足りなさは、確かにあるのでした。 ここで、"ひと"を出してきて、"暮らし"というか"人生"というか、 そういうもので、かつ鮮烈な何かを、挿入してみると、 随分と良い作品になるような気がするのですが……。(言うのは簡単ですね。) 541 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:05/02/12(土) 00 47 32 ID r49iD7ES 1点 488 :冬の日 :05/02/04 00 46 08 ID INpx5Fbk 出だしの一行がいい! 終わりの前一行はなくてもいいか、もっと推敲余地あるか??? 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 冬の待機 (2ch からまとめサイトへ、詩作品が転載されることを望みません。掲載を望みません。――― 「冬の待機」作者) 489 名前:冬の待機 [sage] 投稿日:05/02/04(金) 18 41 03 ID Tw1sADVJ 【コメント】 533 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 53 17 ID 0kRGZv08 489 冬の待機 こうでありたい、ということを、強く願う様は、 冬という季節に合っているのかもしれないな、と今、思いました。 少し、余裕の無さを感じます。ひろがりを、内だけではなくて、外にも 出していくような、何行かが、あったほうが良かったかもしれない、と思いました。 517 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/13(日) 20 23 57 ID e6AHWIy1 わたくは、今回、「冬の待機」を書きました。 ひとり全詩批評をし(今回、大変でした)、自分の作品には誰からの評もなく、 まあなんというか、その他あれやこれやのことで、深く深く孤独を感じています。 慣れっこですけども。そして、点が入らないのも、しょうがないことですしね。 うん。でもまあ。 お見苦しいところも多々ありましたでしょうし、 未熟さから来る適切でない評もあったと思います。 でも、皆さんが、脇の発言を読んでくださったことに、わたしは感謝の気持ちを持っています。 ありがとうございました。 521 名前:リーフレイン [sage ] 投稿日:05/02/13(日) 21 10 54 ID NhDNS4tz 脇さん ども、おさぼりしている葉です。。(申し訳ない) 冬の待機は、静かで優しい詩でした。 意味的な内容を論ずれば、「待ってるだけなの?」・・・ 詩的表現をいえば、はっとする部分がないっていうのが不満です。 優しい内容なんで、驚きといっても、吃驚するようなものでなくて、 「ああ、そうなんだ」という種類でいいんですが。 525 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/14(月) 20 33 47 ID HsHPYCtb リーフレインさん コメント、ありがとうございます。 そうですね。彼は待っているだけ……というか、木のように立っているだけ、なんです。 「ひとりでは駄目だというとき、そうしたいと思ったときだけ、 僕のところにきたらいいからね。疲れたときだけ、寄りかかったらいいからね」 というようなのを、書きたかったのですね。 「(特定ではない)"あなた"にとって、そういう僕でありたい」と。 ■▲▼ ボレロ 白鳥はゆっくりと空を舞い 旋回しながら ゆらゆらと 何万羽も アスファルトにおりてくる ボレロの旋律のように 冬の寒空は僕を刺す 激しく冷たい旋律が 寒空の中に流れてる 白いステージの上で スポットライトの下で 白鳥と一緒に冬の旋律を踊ろう あの曲のように 時は繰り返す 年に一度の冬を踊どろう 490 名前:ボレロ [sage] 投稿日:05/02/05(土) 08 33 48 ID wwS0OqyH 【コメント】 533 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 53 17 ID 0kRGZv08 490 ボレロ 「あの曲のように」とありますが、 性というか生というか、そのどちらもの、熱とか情とかを、 この作品は、あの曲ほどには、持てていないかなぁと思います。 冬の白なのに、思い浮かべる色は赤……というふうでないと、 あの曲のよう、な気がしないのです。 512 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [sage] 投稿日:05/02/13(日) 16 24 46 ID fKGlzNjm 今回ボレロを書きました 酷評ありがとうございます 冬の寒さが悲しげなあの旋律のように感じたので タータラタラタラタンタタターン♪ 518 名前:リーフレイン [sage ] 投稿日:05/02/13(日) 20 54 13 ID NhDNS4tz てるあきさん ボレロってさ、モーリス・ベシャールのバレエのイメージが強くって、 とてもじゃないけど、冬って気分になんないのよーー。 どっちかってと色っぽくて熱くて。。んなわけで選外でした。ども。 ■▲▼ 大地のうた ”なんでそらを全部おおっちゃうの?” 灰色の雪雲に聞いてみた ”きみの肌の色が白くなるように” 雪雲は男らしく言い放って つめたいキスをあたしの唇にした 皮膚を霜柱がつき破るくらい ひんやりとしたそれは カラダの内側を侵されるような感触 ”きみの熱い肌で解ける 僕の結晶が見たいんだ” 雪雲は赤く雪焼けした耳に 甘くて冷たいヴァニラアイスみたいな声で こっそりささやいた そして あたしのカラダに白い雪を なんども何度も降らせる あたしのカラダをおおっていた 雪雲の結晶はあたしの内側の熱で 少しずつ解けてゆく 春がやってくる 雪雲は別れのキスもせず 足早に去っていった 後姿は追わない なぜならあたしがもう 春風のキスに夢中だったから 492 名前:大地のうた [sage] 投稿日:05/02/06(日) 16 41 54 ID RKGgVKou 【コメント】 534 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 54 15 ID 0kRGZv08 492 大地のうた 最後の行で、(そ、そうですか)と、心のなかで言ってしまいました。 (うーん。移行するのがはやいなぁ)とか。 ちょっとどっきりして、題名を再び見て、あ、そうか、という作品。 欠点は、その、移行のはやさ、だと思います。冬の雪から春風へ。 季節が巡り、いつか入れ替わりつつ、それを大地が受け入れていく。その様が、 もっとなだらかで、ゆっくりで、えっちな感じに書けていたら、良かったなぁと思います。 522 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:05/02/13(日) 22 36 19 ID WDJLFfwC チャンプさん。おめでとです! 題名からしてかなわないって思いましたが。。。やっぱりですな~ 今回は久々に締め切りに間に合いました。 書いたのは「大地のうた」です。 脇さん、コメントありがとうございます^^ 全部にコメントっつーのはいつも感心いたします。 脇さんのコメントには母性を感じるのは私だけでしょうか。 詩人が育っていきそうな、そんなコメント。 自分の詩は確かに性急過ぎたっぽいですね。 がんばって間に合わせようとしたら推敲不足でした 加筆Ver.を自サイトに置きましたので興味のある方はいらしてください。 (いないかもしんないけど) ■▲▼ 春待ち月 氷の様に冷たい人だと よく君に言われたものだった グラスに入った僕は グラスを白く冷やしたし そこに注がれたワインのように 君の愛情をもいつしか冷やしてしまったのだ -どうしてそう周りまで冷やしてしまうのかしら そう言われても僕は少し困った顔で答えるしかなかった ひやひやとした空気の中ではいつだって考えていた もしかしたらそこは冷凍庫だったのかもしれない 僕は全く 汗もかかなかったから それでもいつだって考えていた そうだ 熱いお湯を注ごう そうすればきっと僕の体も少しは温かくなる 僕の易い考えに 付き合ってくれたのは君だった たらいに入った僕は 外側に霜をはりめぐらせたし そこにはられたお湯のように 君の情熱をもいつしかぬるく揺蕩わせてしまっていた -やっぱり私には無理みたい そう言われても結局僕は少し困った顔で微笑むしかなかった どこにいても 僕の周りだけは冬の最中 プールでは塩素の表面を凍らせ 道を歩けば凍った川 ひやひやと吐息のように優しく 浴びせられる声々は シルクとなって 一人っきりの僕を 薄優しく包む 忘れてたんだ いつだって 汗をかこうとしなかったのは僕 待ってたんだ いつだって 溶けだせる春の訪れ 知っていたんだ いつの間にか 溶けてしまいたいと望む僕を 溶けてもいいと望んでくれる君を 僕は溶けるために氷だった 大きな大きな氷河の塊でいたかった 温かさの中に幸せを見つけるために 大好きな春を待つために冬が冬であったように 僕は君を待つために 493-494 名前:春待ち月 [sage] 投稿日:05/02/06(日) 18 00 18 ID iFkCAxh8 【コメント】 534 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 54 15 ID 0kRGZv08 493-494 春待ち月 前半は、それほどには、心を動かされませんでしたが、 後半、盛り上がりを感じました。後半だけ使って、歌にしたら、素敵な気がします。 (素敵な旋律を、つけることができたら、うれしいですよね。) 曲がないままの作品として見たときには、最終の一行が、うまくないかなぁとわたしは思いました。 改行をせずに、前の連に繋げたほうが、わたしは良いような気がしました。 この作品には、両足でどんと立つような着地は要らないように思うからです。 流れるように、消えていく感じのほうが、似合うと思うのです。 ■▲▼ 夢のみそしる 雪に埋もれて 死んでいきそうな いまのぼくに みそしるを 作ってくれませんか 飲んだことないような みそしるじゃ なかったらいりません たとえあなたが氷上小枝子さんであってもだ あぁ 氷上小枝子さんのきたないおしりに 妖精の羽根が あったらよかったのに 氷上小枝子さんはいま暖房の効いた窓の 内側から 夢のむこう側の 微笑みで 死にいくぼくを見つめています 君のみぞしる 冬のあたたかさ 雪に 埋もれて死んでいく ぼくの生命のうつくしさ 495 名前:夢のみそしる [sage] 投稿日:05/02/07(月) 02 08 32 ID l8DI/4ZX 【コメント】 534 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 54 15 ID 0kRGZv08 495 夢のみそしる 「ぼくの生命のうつくしさ」と最後にありますが、わたしはあまり、 うつくしさを感じられませんでした。それは、「きたないおしり」の描写のせいではなく、 なんというか、もう少し普通に、愛の告白も、死にゆくことも、出来るだろうになぁと 思う、その違和感のせいではないかな、とか、今、一生懸命分析をしてみましたが、 よくわからなくなってきました。 ■▲▼ 僕の曖昧な 昨日へ 朝だ 雪だ 冬だ 昨日まで確かに 夏だった 道のなくなった舗道に 雪んこがいない 冬商人は準備中 冬かたつむりが 枝にとまっていた 496 名前:僕の曖昧な 昨日へ [] 投稿日:05/02/07(月) 09 53 29 ID qi5+V08M 【コメント】 534 名前:脇 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:05/02/11(金) 10 54 15 ID 0kRGZv08 496 僕の曖昧な 昨日へ 本文からは、"曖昧"を感じませんでした。紙芝居の、紙ひとつスライドさせて、 そしたらいきなり冬、という感じがしました。 前へ ← 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/musoubb/pages/85.html
.
https://w.atwiki.jp/musoubb/pages/84.html
.
https://w.atwiki.jp/2344bremen/pages/158.html
地賊星 時遷 (鼓上蚤) 【年表】 巻 歳 年 月 出 来 事 0 1059 出生。 S2 盗っ人であったところを、魯智深に見いだされて宋江に引き合わされ、のち間者となる。 39 1098 石勇を拾い、忍びの技などを教え込む。 S2 44 1103 夏 侯健と共に、間者の集団を組織しようとしている。 S3 45 1104 年始 梁山泊に入山。間者30名の組織が完成している。呉用から、年齢などを理由に梁山泊への常駐を勧められるが、待ってくれと返答。 春 安丘守備軍の粛清事件に、花栄配下の兵に変装して駆けつける。花栄の推理を梁山泊と宋江へ伝える。 秋 穆家村に逗留中の宋江を訪い、北方の情勢や侯健からの情報などを伝える。閻新とは馬が合わなかったことなどを吐露。李俊の屋敷に逗留中の宋江を訪い、馬桂と一度だけ接触したことなどを伝える。 【関連人物】
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/570.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 6 作品 ■▲▼ 無題 107 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 17 01 ID FyYlTLA7 おいらの爪に似てるって ご主人様が言ってたよ 集会場に行くまでの距離 いつも見守ってくれてたんだね 空なんか見ないから気付かなかった でもどうしておいらの爪に似てるって ご主人様は言ったんだろう? 君はまぁるくて輝いていて ちっとも似てやしないのに 本当、ちっとも似てないじゃん 笑っちゃうだろ? ひんやりしたいつものアスファルト 君が照らしてくれるから 何だか暖かい気がしてきたよ もうすぐいつもの集会場 あいつら気付いてたかなぁ 君がいつもそこにいる事 君といつも歩いてる事 知らなかったら教えてやろう ついでにご主人様の話もしよう きっと今日の集会は楽しくなるぞ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 108 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 17 04 ID FyYlTLA7 早足でテクテク歩く 初めてのキスの帰り道 思い出しながら にやけたりしながら ふと見上げる 今日の月はとてもキレイ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 猫と月光 109 名前:猫と月光1[sage] 投稿日:02/10/29 17 17 ID EpvTxROu ライブハウスを出た 耳がキーンとしてて それはとてもなつかしかったけれども今のボクにはふさわしくない様子、またそのもの。 あの娘はまだライブハウスの中にいた 「先に出てる」と言ったら、一瞬だけ振りかえってうなずいて 次の瞬間にはもう 踊ってた。 薄暗いライブハウスの中で、 皆がぶつかり合い攻めぎ合いしてるその中に あの娘は消えた 仕方ない、あの娘がずっと楽しみにしてたライブだもの 途中で出てきちゃったりしちゃって、嗚呼ボクは昔からそうだ 場をシラけさせる才能に恵まれている。 110 名前:猫と月光2[sage] 投稿日:02/10/29 17 18 ID EpvTxROu それでもボクはいつでも大抵、我慢して生きてきたつもりだ なるべく人を傷つけぬよう、 なるべく誤解して相手を受け取らぬよう。 嗚呼、地球は丸いんだよって、 昔、死んだおばあちゃんが俺に教えてくれたっけ なら、どこまで歩いてもどこへも行けないのかしら? この酔っ払いたちのゲロにまみれた裏通りを抜けて いつか明るい表通りへ出たとしても その道はまた、嗚呼、先生! どこまでも続くあの線路は、一体どこまで続いているんですか? チッ、しけてる 何もかも、俺も、あの娘も、自販機も、夜も。 111 名前:猫と月光3[sage] 投稿日:02/10/29 17 20 ID EpvTxROu 今夜ライブハウスから出てきたあの娘をいきなり殴り飛ばして 「別れよう」って言ったってきっと何も変わらない 誰かが叫ぶ「愛が全てだ」 ああ、愛もある。愛はある そうさ、ボクは愛を知っている アレはいい、気持ちいい アレの為にならボクは全てを投げ出してこの身を捧げたって 構わないって思ってるんだ だけど愛は状態だ、アレは行為じゃない だからボクは退屈する。 だからボクは退屈する。 112 名前:猫と月光 完[sage] 投稿日:02/10/29 17 21 ID EpvTxROu 100円馬券も買えないままに最終のレースは終わり そう、ボクは結局何物にも賭けることの出来ないまま 家に帰り、チキンラーメンに湯を注ぎながら 夜明けを憎む。 見知らぬ公園のベンチに座る ノラ猫がミャー近づいてきてと鳴いてオレの脚に頭をこすりつけている 満月だ ノラ猫の脇を抱えあげ、高い高いしてみる 毛先が月光に照らされて綺麗だ 抵抗を知らぬノラ猫がミャーと鳴く オレも何となくミャーと言ってみる。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 月が見る 114 名前:月が見る[sage] 投稿日:02/10/29 22 20 ID 3z4l0eaF 太陽 食べられた 赤い輪っか ピッタリ ああ そうそう こいつが見たかったんだ おれには青い炎が見える めらめらと 光の中に影がおさまって ひとときのシンメトリが見たかったんだ おれたちは一直線に並んだんだ おれが まわって まわりを まわって そのまま まわって ぜんぶが まわって 点Oはおれの中に 点Oはおまえの中に 点Oはやつのなかに 点Oはブラックホール あらがおうと もじもじして 圧倒的なブルーの魅力にかなわない 隕石になりたいなんて夢も どっかにいっちまえ! おれが 引っぱり おまえが 引っぱり やつが 引っぱり ぜんぶが 引っぱり 点Cはおれの中に 点Bはおまえの中に 点Aはやつのなかに 点Oはブラックホール はなれようと じりじりして 錆びかけの歯車はゆるんでいく 糸が切れたとき おれは自由を手にするのか? 何回まわったんだ? いったい いつなんだ? 計算はおまえにまかせた おれは 回転に身をゆだねる ふたたび 待ちこがれながら 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 盆上 115 名前:盆上[] 投稿日:02/10/30 04 50 ID 0MXp9DLe 水面に浮かぶ月を柄杓で打ち割る 2発3発と繰り返し叩く 光の混ざった液体は躍動し舞い飛び、頬をつたう 手を止め息を落ち着かせ私は これで明日も良い人でいられると そうでなくてはいけないと 自分に言い聞かせる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 今宵の月のように 116 名前:今宵の月のように[] 投稿日:02/10/30 10 03 ID 9qq+DKjO 帰り道 白い吐息を弾ませて今日の日を顧みる 前から後ろからざわめく風 宵の明星に手が届きそうな もう一度手をあげると 自由の橋が遠くで横たわり 目を閉じるともぬけの空 満月の夜に耳を欹てて 世界中の音を集めて 旅立ちのよろこびを 大音量で 理想の波で洗い流された世界よ 昨日の夢はとうに死んだ ためらいがちに目を逸らす うかばない太陽を抱いて 言葉1つで月が転がる 不安になるならねむってごらん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ツキテラスヤミノミコト 118 名前:ツキテラスヤミノミコト[] 投稿日:02/10/30 12 04 ID qdUnbiZU うそとまことの差というのは 紙一重のタイミングの差と 思惑と誤解の交差点のどこかにあるものだと 知った夜。 幸せそうなあいつらをねたみながら。 おもいっきり笑ってやった。 たまに見せたあいつの笑顔。 どこかうらやましくて、本当の愛の意味を考えさせられた。 いつのまにか偽りで満ちていた自分の心に、 雨戸をかけるかのようにその意味を探し続けていた。 結局、見つけられたのは、精神安定剤を片手にした さえない詩と自由を唄い続ける貧相な男の姿。 それでも自由という果実は僕を無限色に染め、 すこしだけ僕を謙虚なやつに変えた。 傷つかない成人なんて、この世の中に一人としていようか? 誰一人責めることなく、誰一人損なうことなく。 理解なんてできやしないだろう。お互いに人間なのだから。 それでもね。遠く晴れ渡る月夜を見たとき、 あのときの笑い話はいまもまだ、心の中に生き続けている。 少しだけ後悔しながら、 いまはよかったって思っている。あの時、あせらないであの場所を 離れたことを。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 夜想回帰 120 名前:夜想回帰[] 投稿日:02/10/30 16 40 ID chIoibso 気配が後退する壁のないドーム、 滑らかなカーヴの一部を見せることではるかな巨きさを思いしらせる天井は、 ある一定の高さを越えたことで私たちに閉塞恐怖の訴えを起こすことを とっくに忘れさせている。 だから本当のところ、斜視の詩人が言うように、 あの無数の星明りが黒紙の幕に虫ピンで刺した穴から零れる バックサイドの光の一部なのだと考える人なんてあんまりいない。 はたして閉鎖系の内幕で、展開される筋道の原理が唯一定型であるのか、 或はそれ自体幻惑のひとつに過ぎないのか、 だが議論はそれを予言したアタナシウス派の精霊によって 予め創造された圧倒的質量の魔法によって無力化されて、 図書のインク滲の羅列に只、姿を残すばかりになる。 直角と平行で造られた建築の防備に囲まれて、 私たちの右目が放つ投網は温風の様に対流し、 個人夢想のベクトルと親身に決別しては言葉を探す。 そして私たちはアルミサッシの長方形に切り取られた 無象の世界に片目を手向け、 円い陶器皿に盛られた夕餉に手を伸ばす。 その日のデザートは球状に練られた団子だった。 それが一段ずつ正方形に並べられて、 一辺をひとつづつ少なくして上へ積まれている。 四つの球に支えられた頂上にはお月さまひとつ。 上空に通じてぽっかりと大きな穴をひとつ空けている。 こうして私たちは年一度、天井の向こうを思い出す。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 月と骨琴 131 名前:月と骨琴[sage] 投稿日:02/10/30 20 57 ID QX/e5ZH3 小川に女の子の死体が流れ着いていて それを見つけたのは僕だけだったので 誰にも告げずに放っておいたところ 日に日に皮膚が崩れていって やがて骨だけになったのだが 僕は長い骨と短い骨をより分けて 木槌で何回か叩いて音程を整え楽器を造り それを骨琴と称することにした 僕が骨琴を演奏するたび 死んだ女の子が泣いてるように思えたけれど その音楽は森の子供に好評で 僕は夜な夜な大きな切り株の上で骨琴を奏で それはポプラの天蓋を通して差し込んでくる月明かりと かなりうまいこと絡み 風景と音楽がよりよく調和することで 何の役にも立たないまま死んだ女の子も 骨琴になれてよかったと思ったりした 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 6 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/591.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ Green 190 名前:Green[sage] 投稿日:02/08/21 23 17 ID yYRALlKW 太陽が眩しい 空き地一杯に育ち過ぎた草むらに 映る影 帽子をかぶった僕の姿 隠れるようにしゃがむ ちょうど掴みやすい草の根元 引っこ抜く 冷ややかな湿り気と 土の香り ボコとへこんだ土の穴で 慌てまわる蟲たち ただそれを見て 踏んづける 何度も力一杯 地を均すように 汗だくになりながらも 動くものがなくなるまで 平らな地面 まるでそこだけ禿げたみたい 手に持った草をもう一度埋めて 蟲たちの墓標 手を合わせてお祈り 手が痺れる痛み 草で切り流れる血 青臭く緑に染まった手のひら ばい菌に侵される恐怖で 泣きながら走り去った 帽子は草むらの中 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 雑草 194 名前:雑草[] 投稿日:02/08/22 09 41 ID plJvf6q3 誰かの期待に応えて ここに生えてきたわけではない 俺には 花も咲かなければ実もならないが 最初から決まっていることだ 悲しくはない 誰にも必要とされない俺を 太陽は育て 雨は潤す 神様ってのは気前がいい 平等に生きる権利をくれるのだ 俺は雑草 なんにもない奴ほど 強いのだ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 笑う緑 202 名前:笑う緑[sage] 投稿日:02/08/23 12 17 ID d3p0duqL 目の前で 君の身体に草が生えていく 右手の先から左手の先へ 爪先から徐々に高度を上げて 君は 鬱蒼とした茂みの中へ ただ呆然と その様を見つめる僕を見て 君は笑う しなやかに笑う 生まれたての緑の中で 君は音を鳴らすように揺れる 波を打つように踊る きみの顔にも草は生えようとする 我に返り 君を緑から取り戻そうとする かきわけども かきわけども 繁殖は勢いを増して 僕の力は及ばず 君は緑の人に 泣き崩れる僕を見下ろし 君は笑う 声高々に笑う そして窓の外へ駆けて行った 僕は君を見つけることはできなかった 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 日陰を踏む猫 203 名前:『日陰を踏む猫』[] 投稿日:02/08/23 17 08 ID i+slcpXE お前をつかんだ手の中で、お前は激しく身を捩る。 細い身体をくねらせて、 ねじ曲げられた茎と葉は、痛みに涙をにじませる。 花をつけない草だから、お前は日陰に根を張った。 お前の居場所はどこにもない。 だから、お前はどこにも行けない……。 「…なんで、」「…どうして、」 お前は、言った……、 「…やめて、」「…ゆるして、」 ――― 理由はないし、やめもしない。 その手はお前をいたぶり続ける。 ただ何となく、お前のことが気に入らないから。 204 名前:203 続き[] 投稿日:02/08/23 17 09 ID i+slcpXE お前は切ない叫びを上げて、土の中から引き摺り出される。 母の胸から引き裂かれて、 お前の根から滴る血にも、心を動かす他人などいない。 花をつけない草だから、お前は日陰に根を張った。 お前の居場所はどこにもない。 だから、お前はどこにも行けない…… お前はどこにも行けやしない。 お前はそこで血を流す。誰にも見えない血を流す。 お前の声は届かない。 お前の想いは伝わらない。 そして、その手はいたぶり続ける。 お前のいのちをいたぶり続ける。 たぶんお前が、 死んでしまったそのあとでも…… 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 断ち切られるべきもの 212 名前:断ち切られるべきもの[sage] 投稿日:02/08/24 02 04 ID oohkSezI 泣いた 跡地に 緑が咲く という状態は 喜ばしいことなのだろうか いや クレーンの侵食を押さえるほどに 素晴らしいことでは ないのだろうか? いくらこの気持ちが晴れようとも 世間や 彼等の家族の 影を背負って 笑顔を作るべきでは ないのだろうか? 静観を 貪るつもりで 私はただ ここに 最後のお別れを 述べて去るつもりで ここに哀愁を残すつもりで居たのに ここは何を望んだ 私が 過ぎ去った思い出を押し込めたように 彼等が 全てを押し殺し笑顔を作ったように ここは 懐かしさの匂いを 古ぼけたまま 残そうと? ああ だがしかし 私はまだ この気持ちを閉ざすことで 彼等の平穏を祈るしか術を知らず 静かに 夕焼けの混じる風に 手を振り お辞儀をひとつ 小さな声で さよなら と 笑顔の混じった 言葉を一つ飛ばし 草を撫で あの日の想いを紡ぎ 私はぎらぎらしたした都会へ 札束を放り投げに向かう 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ まほろばの色 213 名前:まほろばの色[] 投稿日:02/08/24 02 34 ID aDLSVK0U 首 切られた花は 「ただ」の草 色 失くして草ら いちめん緑 小さな小さな 草を守って 大きな大きな草が 剣のように その剣先を折って飛ぶ 小虫の悪戯 咲きかけていた夢も折る 夢 奪われた草は 「ただ」の海 それでもただ立ち 立ちつづけると 海の向こうから 風の訪れ 風はただ海を 越えて飛ぶけれど いつの間にか 海の上に 穂を開かせて 秋から夏まで 立ちつづけると 麦藁帽子の 少女の訪れ 花のない海の 花のように見え いつの間にか 憧れてた 草の海たち それぞれが それぞれの 顔をもち 声をもち ラララ 花 開いた海は まほろばの色 214 名前:213[sage] 投稿日:02/08/24 02 42 ID aDLSVK0U ごめんなさい訂正です。 2連3行目の「飛ぶ」を「跳ぶ」に訂正します。 よろしくお願いします。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 草ノ花 215 名前:草ノ花[sage] 投稿日:02/08/24 05 58 ID LEF/Yk5G 可憐に咲く花ならば 誰かが愛でてもくれるでしょう 清楚に咲く花ならば 誰かが守ってもくれるでしょう 人知れず咲き 可憐でも清楚でもない 小さな花だから きっと私は 愛しても 守っても もらえないのでしょう 日溜まりを見送る 小さな物陰で ひっそりと 咲いています 春だから それでも 咲いています 諦める事は苦手だから 風に吹かれても 雨に打たれても ずっとずっと 咲いていようと 思います 私は、咲いていたいと 願うのです 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 草野球 216 名前:草野球(1)[] 投稿日:02/08/24 10 01 ID cMcidL+L 草野球の 草宇宙 公園 鉄棒の下をくぐり ファウルチップ 緑帽子の 草剛球投手 草いきれを切るバット 草捕手の股をすり抜け 軟球 ころすたころ 植え込みの茂みまで 217 名前:草野球(2)[] 投稿日:02/08/24 10 02 ID cMcidL+L 学校 校庭 金属バット 黒いTシャツの 草スラッガー 飛ばすミサイルは 軟球 きんきんぐぉーん 中庭で弾け ガラスを散らす 草場外ホームラン 草野球の 草宇宙 今でも望めば 公園に グラウンドに 蘇る 宇宙は いつでも 待っている 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/446.html
前へ ← 1 2 3 → 次へ 作品 ■▲▼ 浮遊 おもちゃ箱に あふれかえっていたおもちゃ ごみ箱に 移してしまおう ひとつ ひとつ 確かな手つきで とても強かった ビニールのロボット 宝石だった あぶらだま 飽きてしまったら ひとつ ひとつ 確かな手つきで ひとつ ひとつ ひとつ ひとつ 箱からおもちゃが なくなってきて 空気が うすくなってきたら 僕は 真空で遊びはじめる 586 名前:浮遊 [sage] 投稿日:04/03/07(日) 00 31 ID o+Tqfw5v 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 586 2点 最後の一行がよかった。 631 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/14(日) 00 02 ID KbIM9XjJ 1点 586 :浮遊 :04/03/07 00 31 ID o+Tqfw5v いきなり空気が薄くなるのがシュール。アイデア一発か、…… 93 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/03/14(日) 13 10 ID ede7MPS1 「浮遊」は無に漸近線のように近づいていく手法、「送り名の……」は無を比ゆ的(?)に とらえる手法だと感じました。「送り名の……」は後半やや騒がしい感じで、そこに2点と 1点の差をつけました。 98 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw [sage] 投稿日:04/03/14(日) 19 30 ID eI+drxIr 浮遊でした。 観念的なものを書こうとしました。 ななほしさんにはアイデア一発と言われましたが自分にとってはわりと切実なことです。 一時期同じテーマでたくさんかいてた。 ここでいうおもちゃは信念であったり、政治であったり、宗教であったり、いろんなものをさすんだけど、 無駄っぽいのではぶいた。 なみおくん、ふにふにさん、ななほしさんありがとう。 ■▲▼ ………… 読み物の 目次が連綿と 続いていくのがときたま 嫌になる 例えばある本のこと Wordって何ができるの? Wordをとにかく使ってみよう! Wordで文書を作成してみよう! Wordでチラシを作ってみよう! WordでExcel文書を印刷してみよう! WordでHPを作ってみよう! Wordで本を作ってみよう! 用途が広がるWordの世界! あいにくだが俺は エディタしか使わないのだ おかげさまで 目次を飛ばす癖が すっかりと身について しまったのだが ………… 587 名前:………… [] 投稿日:04/03/07(日) 03 50 ID QETEOsxh 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 587 2点 あらかじめ使い方の指定されたモノが多いよね。最近。しかも無意味に多かったり。 631 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/14(日) 00 02 ID KbIM9XjJ 1点 587 :………… :04/03/07 03 50 ID QETEOsxh ワードは簡単なデータベースも作れるらしい……オフィスは表計算も、 ■▲▼ 無という有 抉り出した無垢な瞳に 吸い込まれたのは誰だっけ 無酸素で達成した登頂に 転がり落ちたのは誰だっけ 有以前の無の解明に 脳を吹き飛ばした人は誰だっけ 死体に見える死後の無に 布団で震えたのはいつだっけ 588 名前:無という有 [sage] 投稿日:04/03/07(日) 10 05 ID 4MBrg5/D ■▲▼ 空平線 例えばしゃぼん玉の 割れたその一瞬に 無は まんまるい形で現れ 現れたゆえに 無の性質を失い 無へとかえります こんなふうに じつはそこらじゅう 無があふれかえっている ああそういえば 地球はまんまるい形をしてた 589 名前:空平線 [sage] 投稿日:04/03/07(日) 13 09 ID zXHzwnBG 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 589 1点 瞬間と永遠というかんじで。 93 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/03/14(日) 13 10 ID ede7MPS1 集計おつかれさましでした。 今回は「空平線」かきました。票を入れてくださったかたに感謝。 テーマがとても楽しかったですね。 ■▲▼ ghost dance1 最初にも、最後にも二次元上には 表現という比喩しか存在しない ゆえに 僕という存在はガラスのコップに入った にぶい光を放つリキュールと仮定されて 青く安っぽく蒸発しやすい その酒は、数時間後に半分になり 青い色素と糖分だけが縁に へばりつくという 消耗を くりかえす そしていずれ 消耗という プラスのファクターが 克服されて色が単色という 平坦さで表現しきれないほどに 複雑な色彩と化してゆく ことで示されるだろう そのとき 僕がどこかに消え去ったという マイナスのファクターに変化する前に あくまで三次元の観測上に沿った形で 僕は君に対して、こう言おう。 どこにも居なくなっても 僕はひとつの匂い、香り もしくはそれが鼻にぶち当たる瞬間の ような純粋な神経の反応になって きみの体の中へ、拡散していく可能性までは 否定されたわけではない そして、リキュールの匂いが充満する イベントで、TIGHTEN UPもしくは I WANT YOU BACKがかかる瞬間に "またかよ" と笑いながら顔をしかめたとき 複雑なリズムのラテンナンバーが ソウル系の曲に混じって始まり 飲みかけのモスコミュールを置いたとき そして甘ったるい曲が終わって JBのナンバーが、ライムが 混じった香料に乗って かかったとき いよいよ、カタルシスに 向かおうとした瞬間に ふと、静かな回想がやってきて いままで吹き出た汗が 集まって 地面に落ちた地点 僕はきっとそこにいる 0次元の点となって存在し 赤や青やらさまざまの 観測できない色彩となって いくつも、いくつも 増殖していくだろう そして幾万種類もの手段でもって "さようなら"を表現ではなく 発生させていくと いつものように、夜明けがきて 千鳥足を引きずって 寝て暮らす日曜へと 向かっていくきみたちがいる そして、消失点 もういちど、二次元上から 永遠にさようなら と手をふろう 590 名前:ghost dance1 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 00 18 ID E5LjpfiN 591 名前:ghost dance2 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 00 19 ID E5LjpfiN 592 名前:ghost dance3 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 00 20 ID E5LjpfiN 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 592 1点 クラブミュージック詩、なんでないんだろう。 ■▲▼ 送り名のないメッセージ しかし、死ぬのよ 朝陽が溶け出す前に、 焼き払われた村のように、 押し寄せる冬の津波のように、 なにごとにも邪魔できない 死だけが 旋回しているからね あきれはてるほど長い 真白い壁に、ただ 白いペンキで「1」とだけ書きなぐる それが人生なのよ おもちゃの猿がシンバルを せわしげに叩いて祝福してるよ 地図、時計、煙草、ノート、予定表 ブルドーザーみたいに押しのけて テーブルにそっと花瓶に飾りましょ 最終的には 透明のクレーンで宙吊りにしてね そのすきに 暖かいお花畑のカジノで 遊びましょうよ 親指を弾く、 レコード回りだす 針が落ちる、 ミュージックすたーと 幽霊たちが踊りに夢中よ ほらだって、 人生がルーレットに賭けられてる 593 名前:送り名のないメッセージ [] 投稿日:04/03/08(月) 00 43 ID bx1S4fjD ■▲▼ 無 594 名前:無 [] 投稿日:04/03/08(月) 01 03 ID aBoBFSZU 【コメント】 628 名前:ヤマネコ ◆1CoTV650go [sage] 投稿日:04/03/13(土) 14 28 ID 8c5xg9sr 1点 594 無 これ、誰かがやるだろうなと思っていたら本当にあって笑った。 お題が無である以上、これがないというのも変だし。 多分、みんなが思い付いて敢てやらなかった事をやったこの勇気 は評価に価するべ。できれば、あとで名乗りあげてくで。 631 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/14(日) 00 02 ID KbIM9XjJ 1点 594 :無 :04/03/08 01 03 ID aBoBFSZU これはないだろぉ~ 100 名前:soft ◆1unIKApLkA [sage] 投稿日:04/03/15(月) 02 39 ID ZiL2yObp 「無」を書いた?のは俺だよ 最近 詩が出来なくてね ちょっと 俺の周りで色々あって まだ落ち着いてなくて だからかなぁ 今は心が死んでいるようだw こんなスランプ状態の俺の目に飛び込んできたのが お題は無。 で 思いついたのは 何も書いていない詩。 この詩は最低にして最高な詩なんだよ この詩には何も書かれてないと思うだろうけど 無限に言葉が詰め込まれてる 読む人、読む人でこの詩はどうにでもなる と こんな言い訳がましい事言うのもアレだよなw とりあえず 点入れてくれた人がいたみたいなんで アリガ㌧ ちゃんぷ 準ちゃんぷ おめ では 最後に・・・100ゲトーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!! ■▲▼ 無花実 針が13時を指したら 空気が乾燥してきます。 僕は空気の異物だ。 右手の傷がまたすこし腐る。 僕が死んだらどこに骨を埋めよっか。 ことば遊び ことば遊び。 僕の骨はきっと カルシウム不足の醜い骨だろう。 穴ぼこだらけの骨だろう。 僕は空気の異物だ。 なのに僕の骨は空気を欲する。 これは恋ですか? いいえ いいえ。 もっと甘いです。媚薬のように。 もっと苦いです。媚薬のように。 そうだ。 大事な事を忘れていた。 僕は空気の異物なんだ。 595 名前:無花実 1 [] 投稿日:04/03/08(月) 12 21 ID peD0BqMk 596 名前:無花実 2 [] 投稿日:04/03/08(月) 12 26 ID peD0BqMk 597 名前:無花実 3 [] 投稿日:04/03/08(月) 12 27 ID peD0BqMk 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 595 1点 僕は空気の異物なんだ。 91 名前:ダストキャット [] 投稿日:04/03/14(日) 12 48 ID ief+z6mE お疲れさまでしたー。 パソが壊れたので久々に参戦…。しかも携帯で。携帯で投稿したら改行無理なんですね!学んだわ!あ、無実花書きました。 93 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/03/14(日) 13 10 ID ede7MPS1 「無花実」 居場所の無さ。「空気の異物」という言葉。 ■▲▼ Fun less ジャーゴンを 流体軸受の Hz は軟らかな囁きから始まり やがて耳障りな db が K°と共に上昇しながら 発情した自称フェミニストと 高揚するマニュフェストの協奏で あからさまな媚態を曝け出す ヘリオスタット、あるいはランドマークを失う GPS タグ付きでラング 泣く者も無き亡骸を踏みつける NIKE 自由 Freaks の瞬きが雪の欠片へと融け流れる頃には バックグラウンドのインディゴが 朝焼けのカーマインと階調を織る振り フロンティア・スピリッツ達は 一対の角の上で ファン、あるいはローターの風切り音に耳を傾け バイブレータのオルガズムに息を切らしながら 照りつける砂漠の太陽の下 モータウンの子守唄で眠るガラガラヘビの脱け殻 積層する海辺の再生プラスチックが ジボワールから真直ぐ紅海のキミの口に収められると すかさず始まるフェラチオに溜らずボクの 原油のように真っ黒な残滓が滴り 汚物処理班は4文字言葉を口にしながら そそり立つポリ塩化ビニルを分別して行く フォトニック・フラクタルは 何れ放出する波の時間を弛緩させ 磨耗する錆鉄色の火星へと着陸する インリン・オブ・ジョイトイに注目する股間は ボツリヌス皮下注射のトレードオフを 検討する午後のティータイム MU/g を気にすることも無さげな マンハッタン島の岩盤とハーレクインの彼の地 ピリオドのあるべき箇所に設えられた BR 波打ち際の BPM185 に合わせて 毎夜打ち上げられる花火は 自爆テロのように乾いた唇をヒビ割れさせ 手放せないでいるリップクリームと 潤せないままでいるコデイン・シロップ ピリオドのあるべき箇所に設えられた BR 波打ち際の BPM185 に合わせて 毎夜打ち上げられる花火は 自爆テロのように乾いた唇をヒビ割れさせ 手放せないでいるリップクリームと 潤せないままでいるコデイン・シロップ 携帯される第三世代のスペックは Bold され 遺棄される識閾下の意味 シリアルキラーを乗せた 3000VA のハーレー・ディビッドソンは 今夜もまた高らかに翼を拡げ 羽音をフリーウェイに轟かせながら クロムメッキされたシリンダヘッドに アルゴンの光を映して ぶろうるおおおーん ぶろうるおおおーん と淋しく鳴くのです 598 名前:[Fun less] 1/3 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 14 26 ID XVQ7qrcJ 599 名前:[Fun less] 2/3 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 14 28 ID XVQ7qrcJ 600 名前:[Fun less] 3/3 [sage] 投稿日:04/03/08(月) 14 28 ID XVQ7qrcJ 【コメント】 624 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/03/12(金) 23 14 ID w1FwD1lu 598-600 2点 なんなんだろうね。こういう詩を飽きずに書いていけるのは、 もはや言葉にたいするコンプレックスか、フェティズムなのか。 包茎的な快楽を感じて書いているのが伝わってくるからすごいのだけれど、 飽きないのかなぁとも思う。コンピューターに対抗しているのかな。 コンピューターと同じ土俵で。 631 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/03/14(日) 00 02 ID KbIM9XjJ 1点 598 :[Fun less] 1/3 :04/03/08 14 26 ID XVQ7qrcJ シャーごンと軸受けが……よかった。 105 名前:ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE [sage] 投稿日:04/03/16(火) 21 04 ID 6p84pbpJ 審査 集計お疲れさま。 「Fun less」を書きました。 タイトルは Fan less と掛かってるんだけど、 単純にDELLのサーバーマシンがうるさいって内容の詩です。 マジでXEON 2.4GHz×3CPUのマシンなんて部屋に置くもんじゃないね。 静音化、コレ大事。 アメ車の発想は日本の風土には合わんね。 言葉遊びの部分だけ解説しとこか。 自由 Freaks の瞬きが雪の欠片へと Freedom / Freaks / Flicker / Flake / 振り みたいな事を気にしながら書いてました。 音での遊びが無いと息がつまりそうになるよね。 前へ ← 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/334.html
前へ ← 1 2 3 4 → 次へ 作品 ■▲▼ れんあいし 1- 218 ふーん どうでもいいけど、俺はさとみのことがだいすきだ さとみ愛してるよ ずっといっしょにいようね だーいすき 219 名前:れんあいし [sage] 投稿日:04/09/25(土) 19 12 21 ID ymDigNuI 【コメント】 260 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/02(土) 15 34 30 ID BnmhBoi7 219 レスアンカーが間違っとるがな。ま、お幸せに。 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 219 れんあいし 他を批判するためだけに、綴った言葉のように思いました。 本心だとは思いますが。 恋愛詩と呼ばれるものの多くへの、反発・批判の言葉。それ以上でも以下でもなく。 274 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/10/03(日) 01 25 24 ID EO76xuHd 219 :れんあいし すきとか愛してるとか陳腐な言葉を使わないで表現するのが恋愛詩だと わたしは考えているので、これは詩だとはわたしには思えませんが こういう言葉を言える男性は女性にもてるだろうなと思います ■▲▼ 月と手紙 満月の夜、君に手紙を書こう 朝読み直すときっと捨ててしまうから 読み直せないように あぶり出しで書いて送ろう 明るくきれいな月をみながら あふれる思いを書こう 書き直しなど一切せず 全て素直に書いて送ろう 書き終えて 自分のロマンチック加減が つくづく嫌になって泣けてきた あぶり出しってバカみたい しょっぱい物がどこからか落ちて 手紙はすっかり汚れてしまった 古い古い宝の地図のよう こんなに汚れた手紙 明るくきれいな君に見せることはできない しょげかえる僕を 月が慰めた アカルクキレイナ ツキダッテ ヨクヨクミレバ クレーターダラケ カノジョダッテ キットソウ テガミノヨゴレ キニシナイ それを聞いた僕は また泣いてしまったんだ さっきよりもずっと深く大きく 220 名前:月と手紙 [] 投稿日:04/09/25(土) 22 41 32 ID HHBJmWZU 【コメント】 260 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/02(土) 15 34 30 ID BnmhBoi7 220 テーマ自体がかなりメランコリーに傾いてるせいなんだろうなあ、正 直、読んでてツラい…。 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 220 月と手紙 恋する自分への、男への、励ましのうた。 でもまあ、相手を想うときの、相手の姿が、見えてこない気がして、だから 恋愛詩と呼ぶのはどうかというような気が……。 272 名前:iななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/03(日) 00 36 06 ID tb0tJtVB 1点 220 :月と手紙 :04/09/25 22 41 32 ID HHBJmWZU なんで? あぶり出し? ……気になる。釣られたぁぁぁ!! 【得点】 1点 iななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ Happy どうせどれだけ分かり合えても そこに恋が芽生えることはやっぱり無くて、 また、いつものようにスヤスヤおねんね。 少しトゲトゲしい口調に僕はなってるんだろうけど 心配御無用。 僕はすっかりハッピーさ。 221 名前:Happy [sage] 投稿日:04/09/26(日) 00 24 15 ID 4Jou3wDe 【コメント】 260 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/02(土) 15 34 30 ID BnmhBoi7 221 いっさいの背景を排している気概は買うんだけどさ、個人的で刹那的 な感情を持ち出されても、よくわかんないよ。 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 221 Happy ふたり暮らしの感想、でしょうか。短くてすみません。 ■▲▼ サッド 声のないパーティ 思いを馳せながら ちみっちゃいあの娘が 誰かの手を 取らないように 踊らないように ソファに寝そべり祈るだけ テレビガイドの片隅の チープな星座占いは 「攻めて攻めて攻めまくれ」 他人事を殴り書き もう負けたくない僕は レイトショーを眺めるだけ 咲かずに枯れる花 ねじ曲げられるドラマ たった一つの孤独な誇り 武器を持たない悲観論者 攻めることなんかできやしない 攻め方なんかもわかりゃしない 鳴らない電話と白紙のアドレス 新調したドアベルは色褪せて 整いすぎて空回り そのうちどうでも良くなって 字幕も追えなくなっていて 叶わぬ思いに飽きはじめる もう何度目だろう スープを暖め直したのは 越えられないフィールド どうしようもない諦め どうにかしたいお願い 哲学一人と銘打って 今日も踏み荒らされていく そんな最中 傍らの高い高い橋の上には 君らしきパッケージが 慣れた手つきによって 今まさに開けられようとしていた! 222 名前:サッド [sage] 投稿日:04/09/26(日) 18 31 09 ID ZgTVGckE 223 名前:サッド(2) [sage] 投稿日:04/09/26(日) 18 31 32 ID ZgTVGckE 【コメント】 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 222-223 サッド ここから先がはじまりで、まだ恋愛ではないような。そんな感じがしました。 Billy Joelの「Sleeping With The Television On」という曲を、 思い出したりしつつ読んで、最後の連で、よくわからなくなりました。 275 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/10/03(日) 02 08 44 ID EO76xuHd 222-223 :サッド ああ、こういう表現すき。一つひとつの表現がこの詩の為にある言葉のよう 恋をすると臆病になるんだよね。 すき、でもいえない、のはがゆいかんじと、だめなオトコみたいなカンジがいいなぁ 280 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/03(日) 09 10 58 ID wAnAVlVT 222-223 サッド 内気でなかなか大きく一歩を踏み出せない青年の心理。これもまた男の純情。 スープやパッケージなど、恋愛を食事に喩えるのは珍しくはない。よくまとまった 詩だが、心は動かされない。 【得点】 2点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ■▲▼ 楽などできず 飲み屋であのひとを見た おれがいないところで楽しそうに 赤くよっぱらっていた 胸がちくつき おれはこそこそ逃げ出した こんなとき 自分は怒るのかとおもっていたが 不安と自己憐憫がおれを押しつぶし それどころではない せめて 泥酔して帰ってくるであろうあのひとの 世話を焼きたくて おのれのふがいなさをののしりながら あのひとの家の前をうろついている わかったろう おれのこどくな男根よ 格好よく生きたければ 恋などするものではないのだ 224 名前:楽などできず [sage] 投稿日:04/09/26(日) 21 52 59 ID x6OgeKLo 【コメント】 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 224 楽などできず 恋などせずとも、格好悪くしか生きてきていない女性のわたくしですが、 最後の三行は、わからんでもありません。 でもちょっと、前の三連に似合わない、最後の連の立派さ(?)だと感じました。 272 名前:iななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/03(日) 00 36 06 ID tb0tJtVB 1点 224 :楽などできず :04/09/26 21 52 59 ID x6OgeKLo そのまんま、いじけ男? それとも、口だけ……弱気? 社会ステータスバッチ次第か? 275 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/10/03(日) 02 08 44 ID EO76xuHd 224 :楽などできず 最後のところがいいですね。恋なんてすると格好よく生きられない。 そんな女性に翻弄されているナサケナイ男性はすごく可愛く見えるわけですが・・・ 280 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/03(日) 09 10 58 ID wAnAVlVT 224 楽などできず これもまた男の純情。けっして褒められる内容ではないが、訥訥と恋慕を吐露している。 尽くすことの自虐ともいえる喜び。ドレイの喜びは心の琴線を震わせる。 「格好よく生きたければ/恋などするものではない」――これぞハードボイルド。 日本では誤解されている。ハードボイルドはハンフリー・ボガードやGメン75 (チト古いか)ではなくて、ボロボロになりながら、女に振り回され、騙されては よろよろ立ち上がる男の哀歌なのだ。 291 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/10/04(月) 16 29 17 ID mB+UQgS5 224「楽などできず」 1点 格好よい。やっぱ男は格好悪くなれなきゃ。 作者の青春にGOING STEADYの「童貞ソー・ヤング」を贈ります。♪一発やるまで死ねるか!! 818 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/05(火) 22 23 59 ID 4y8d0/Rx 「楽などできず」を書いたものです。慧さん、わにさん、MUJINAさん、GONさん、 ななほしさん、評をありがとうございました。 自分は女なんですけど、こんな男がいたらいいなあと都合のいいことを考えて 書いた詩でした。願わくばゲロを吐いてる私の髪を後ろで持っていてくれると ありがたいなと。 恋愛詩、書いても読んでも楽しかったです。他の方の作品をまた読み返しに 行こう…。 読んでくださった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。 【得点】 3点 iななほし ◆lYiSp4aok.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 GON ◆rOo2fYBBKk:1点 ■▲▼ 憧れマトリョーシカ 倒れそうな君 可哀相に笑って 笑顔ばっかり可愛いな な―― 泣くんか なんなら か 可愛いな―― 僕はヨロコビの歌を間違い無く歌う アブク吹いてもそれも歌やで なぁ 歌 歌い ぎゃーぎゃーやかまし君に戻り もーぐもーぐさせて口 ちっちゃい口 きっとその中で声飛びかってんのんな ベロにしみて声 ずしりだらり伸び その内落ちる 拾ったらへん 拾ってもまた 落ちるんやろベロ な 泣くんか あ 歌うんか ほな 合いの手入れるわ 煙草吸えば煙草依存症・医者行け♪ 行かん 眠れんなら不眠症・医者行く♪ 行くな 歯医者以外行くな な ――― やっぱり歌やめて 傘で示して行き先 雨なんかいつ降るん 何も歌わんといっそ無音 ほな降るんちゃうリズム雨 なんしか飽き飽き うつむいておきてうつむいてうつむいて ああ 君 おきあがりこぼし おもりバランス悪すぎな 僕が憧れてるのはマトリョーシカ 小さくなっても小さくなっても小さくなっても ちゃんと立ってた 君 225 名前:憧れマトリョーシカ [sage] 投稿日:04/09/27(月) 00 51 07 ID QPc5T5lU 【コメント】 263 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 14 ID pNZJeh0v 225 憧れマトリョーシカ 面白いなぁと思うのですが、推敲が足らないかも。 もう少し引き締められるのではないでしょうか。……と思いました。 最終行の"君"は、改行も、空白も、いらなくないですか?……というのは 勝手なわたくしの意見です。 272 名前:iななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/03(日) 00 36 06 ID tb0tJtVB 1点 225 :憧れマトリョーシカ :04/09/27 00 51 07 ID QPc5T5lU なんかリズムがある。でも、声に出して読んでしまうほどではなぃなぁ…… 275 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/10/03(日) 02 08 44 ID EO76xuHd 225 :憧れマトリョーシカ いいな・・・才能に嫉妬。自分には絶対にまねできない。 マザーグースみたいな、摩訶不思議な詩ですよね・・・・でもむづかしい。 280 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/03(日) 09 10 58 ID wAnAVlVT 225-226 憧れマトリョ―シカ 独特のリズム感。ロシアの入れ子人形マトリョ―シカを持ってきたところはうまい。 これだけ恋する相手(自分?)を突き放し突き放して歌うと、悲しくも切ない恋の 実相が透かし彫りに浮き出てくる。これぞ諧謔。 282 名前:皮膚ヘタレ ◆.uQr7ysYjs [sage] 投稿日:04/10/03(日) 11 47 03 ID mWAt7/9t 225 憧れマトリョーシカ 上手いよね、言い回しとか。でなんか裏にいい感じの空しさとか出てる。 けどわかんない。君ってふらふらなおきあがりこぼしなわけじゃない。 締めのマトリョーシカは君じゃないんでしょ? 291 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/10/04(月) 16 29 17 ID mB+UQgS5 225「憧れマトリョーシカ」 2点 方言の温もりとドモリまでいれた完全な話し言葉を遣うことによって慈愛の情感を増している。 そのくせ現実に発せられる類のセリフではあり得ず、相手を想う心のみを込めた詩的な世界。 293 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [] 投稿日:04/10/04(月) 22 01 13 ID mxN/pc2c 225 憧れマトリョーシカ 散文であることへの苛立ちを感じた。 811 名前:心霊写真 [sage] 投稿日:04/10/05(火) 13 47 28 ID DDnGUDl3 失礼しまーす。「憧れマトリョーシカ」書きました。準チャンプ嬉し☆ 普段のしゃべり言葉で歌うように打ち込んで、楽しかったです。 評ありがとうございます。特に気になった所に返事です。 ↓ 彗さんへ 指摘部分、思いました!独立させた意味は一応あったのですがその効果が無かったかもでし。 お疲れ様です。審査員の方の評は参考になるし読んでもらえるのが嬉しいです。ありがとうございます。 皮膚ヘタレさんへ 支え無しではいられない今の「おきあがりこぼしの様な君」にうんざりしてる僕は 傷ついて小さくなってもキリッと一人で立っていた時の「マトリョーシカの様な君」が恋しく。 最後の「君」は小さくポツンと立つ「マトリョーシカの様な君」のイメージで。どっちも同じ「君」な訳で。 ややこしですよね。でもわかんないと言いながら点くれてて面白かったです(^ー^) 園川さんへ イラッとさせてごめんなしゃい(・д・) 皮膚へタレさん、わにさん、MUJINAさん、 GONさん、ななほしさん、評と点ありがとうございました。感謝です。 「なめくじの結晶」読んですぐ、これチャンプこれチャンプと思いました。 繰り返し呼ぶ名。切な!どなたでしょうか、チャンプおめ! 「楽などできず」面白いです。男の哀愁たっぷし。 「愛情のかたち」静かで優しくて良いですね。カーディガン。 審査員の方々、まとめの方々、関わった方お疲れ様でした。どうもです。 【得点】 7点 iななほし ◆lYiSp4aok.:1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 皮膚ヘタレ ◆.uQr7ysYjs:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 GON ◆rOo2fYBBKk:2点 ■▲▼ 罪の果実 わたしの中に りんごの木が一本 あなたを見つけた時 白い花を小さく 初めてつけました あなたの花粉は わたしにそっと触れました 花は小さな実をつけました あなたを感じるたび 照らされて大きく育ち 赤く色付きます 甘い香りがするの あなたを感じるたび あなたを知るたび 紅に色付きます 熟してとても美味しそう でも あなたはわたしに気付かない あなたは果実に気付かない りんごは落ちる あなたに噛られる事なく 甘い香りを漂わせたまま 226 名前:罪の果実 [] 投稿日:04/09/27(月) 01 08 09 ID tWH8T6j/ 【コメント】 264 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 46 ID pNZJeh0v 226 罪の果実 題名の、"罪の"というのは、要りますでしょうか? 花粉が触れた瞬間に、かなりしあわせにみたされたのではないかしら、 とわたしは思ったりするのですが、どうでしょうか? 272 名前:iななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/03(日) 00 36 06 ID tb0tJtVB 1点 226 :罪の果実 :04/09/27 01 08 09 ID tWH8T6j/ そこはかとなく、ワイセツで哀愁ただよぅぅ……オレ感覚ずれてるかなぁ 275 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/10/03(日) 02 08 44 ID EO76xuHd 226 :罪の果実 すごい好みです。上品なエロさ、触れてほしいと願う女性の気持ち 果実という表現は使い古されて入るけれどもここの詩の中で使われると みずみずしい感じを受けました。ありがちなものでも使い方次第なんですね。 参考になります。 280 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/03(日) 09 10 58 ID wAnAVlVT 226 罪の果実 どうなんだろう、これは。淡々とした語り口の中で、みずみずしいエロスを歌い上げる―― 作者の狙いはそんなところだろうが、果たして成功しているかどうか。まず、もっと 紙数をかけて大きく歌うこと。そして描写を磨くこと。果実の腐肉の甘い爛熟まで 持っていければ、エロスはいやでも鼻腔をさすだろう。 293 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [] 投稿日:04/10/04(月) 22 01 13 ID mxN/pc2c 226 罪の果実 言葉が対象への直接的指示性を一歩超えている。 それを暗喩と言っても寓意と言っても自由。 たとえ一周遅れのあり方なのだとしても。 826 名前:山田 ◆jipx.wAXvs [] 投稿日:04/10/09(土) 09 27 46 ID IVE3p02O 「罪の果実」書きました。 10月1日付けで就職&それによる引越中で、家でネットができず 遅くなりましたが、解説書きたいと思います。 モチーフは旧約聖書のアダムとイブの物語です。 知恵の実を食べた2人がエデンの園を追われた話ですね。 知恵の実を食べることによって、お互いが「男」と「女」である、 性的に目覚めたことが「罪」だという解釈をどこかで読みました。 そこで、イブがアダムに知恵の実を食べさせて「女」を認識したように 女性が恋に落ちることで男性に自分の存在に気がついて欲しい、 そのために自分の中に実をつけて食べて欲しいと願う 物語的なものを書きたくて作りました。 「りんご」「果実」は知恵の実に相当するもの 「花をつける」は恋に落ちる 「花粉が触れる」「実をつける」は相手を好きになっていく過程…という感じです。 (で、果実を食べさせると恋愛成就、という設定です) エロスは特に意識してなかったんですけど 山田詠美の「恋愛=性的な要求」っていう考えに影響を受けているので そういうのがでたかなぁ、と思っています。 なので、エロさについてのコメントが多いのに驚いたのですが(汗 本当に評に気づかされる事は多いです。 評を下さった彗さん、MUJINAさん、園川さん 点数も下さったななほしさん、わにさん、どうもありがとうございました。 ★わにさん、「すごい好み」と言って頂いてとても嬉しかったです~(*^^*) ★MUJINAさん エロスについては上記の通りなんですけど、MUJINAさんの評を読んで 逆に馨しい香りのする詩を書きたくなりました。描写磨いてうならせてみたい 【得点】 2点 iななほし ◆lYiSp4aok.:1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ■▲▼ 格子窓 ほらまた今日も寝ている いつも午後になると寝ている 先生にでかコンパスで殴られるよって 背中を叩かれてビクッと起きるふりをする 僕は決して午後の陽射しの暖かさとか 昼食後の満腹感で寝ていた訳ではありません というよりは寧ろ それを口実に寝たふりをしていたのです ただ一度だけ本当に眠くて 寝る体勢に入ったところ まだ意識のあるうちに隣から声が聞こえたのです 寝顔かわいいよねって 眠気が吹き飛んだけど 間が悪くて起きれませんでした そうして先生の声が途切れて スリッパの足音がした時に 背中を叩いてくれた手の 柔らかだったこと 二学期の頭席替えで移動してきた時 ゲッ最悪って言ったのは 半分あなたに半分自分に 皆が机を持って移動しているときに 僕はそこに居座ったまま また同じ景色かよって ちょっといやかなり凹んでました しかも隣はよく知った仲 リフレッシュのリの字もなかった 僕がいつも寝ている時 決して廊下側を向いてないのは知ってる? 陽射しが目を赤らめて寝にくいのに 決して廊下側を向いてないのを知ってる? 水曜日の午後一の音楽の時間だけは 僕が寝てないのは知ってる? 遅刻魔の僕がこの秋は 一度も遅れてないのは知ってる? 斜め45度に見えるあの大きなくすのき その向こうの建設中のマンションが にょっきりと顔を出すのに気付くのは 住人が布団を干した時にでいい また目をつぶって ちょっとだけ開けて 睫毛の間から見る景色を 僕は夢と思った 目を開けたらほら いつもみたいに馬鹿しちゃうから 227 名前:格子窓 [] 投稿日:04/09/27(月) 01 09 58 ID Fe4JRoSy 228 名前:格子窓 [] 投稿日:04/09/27(月) 01 12 43 ID Fe4JRoSy 【コメント】 264 名前:慧 ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/10/02(土) 17 52 46 ID pNZJeh0v 227-228 格子窓 誰かの日記を覗いているような、そんな気になりました。 普遍にまでは、ちょっと遠いような気がします。 272 名前:iななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/03(日) 00 36 06 ID tb0tJtVB 1点 227 :格子窓 :04/09/27 01 09 58 ID Fe4JRoSy ありえそうも無い風景、 ありそうな妄想? 286 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/03(日) 15 09 06 ID 81/vt02j 228 格子窓 これと良く似た経験がわたしにもありました。初恋の娘が隣の席で、授業中、居眠り をしたわたしを起こしてくれて。でもって、その娘が好きだったのが、オフコースの 「眠れぬ夜」で……。あれ? NO251がまさにそれ! ともかく、なつかしくも 甘酸っぱい初恋の思い出を思い起こさせてくれた一編、いやニ編でした。 【得点】 2点 iななほし ◆lYiSp4aok.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 前へ ← 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/25.html
「~☆★即興詩人隊!Champを目指せ★☆~」の23-187 23 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/01 02 24 ID x9IUe+eu 第1回(前夜祭)のお題は、これです。 「4月とは何だったのか?」 なるべく誰にでも書きやすいようなタイトルで考えてみました。 ☆★これを「タイトル」にして、あなたの詩を投稿してください。★☆ 期限は5月8日の深夜2時25分までです。 24 名前:批評天国 ◆BQQQnNL. [sage] 投稿日:02/05/01 02 32 ID ??? ほー・・・4月も終わりましたからね。個性が出ると面白いでしょうね。 じゃあ、開始って事で。頑張りましょう 25 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/05/01 02 34 ID ??? よろしくね。 26 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 02 49 ID ??? 批評天国さん、Canopusさん、よろしくです。 今日はもう寝ます。 詩が集まり次第、また出て来ます。 お二方のご協力、心から感謝しています。 おやすみなさい。 27 名前:5th ◆jVOSFSOI [] 投稿日:02/05/01 05 44 ID nJOaFgm6 「4月とは何だったのか?」 夢の回廊 ゴンドラの軌跡 かすかに右曲がり 対向する霧の向こうの灯り 呼びかけ 反響する応答 木霊 岸辺 左舷から降りる 踏みしめる砂のひとつぶひとつぶ はだしだ 平坦が続くまで 歩もう 目を閉じているのに気が付いたら ゆっくり開こう あらたな岸辺 山のふもと が見えても驚かないで それがあなたのつづき あなたは つづいていくの /う~ん まあなんでしょ あらたなスタート お入学 のイメージと今日の 水浸しの天気 4月は終わったけれど まあ一歩一歩 なんだろ・・・? 28 名前:都立家政 ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/05/01 15 44 ID ??? 「4月とは何だったのか?」 *ちょと題名にしにくいけど ) 適当な出会いと 適当な別れ、 桜散る散る ドブのよな神田川沿いを 君と自転車と 紙ヒコーキを持って歩いた。 振り返れば新宿副都心 摩天楼から飛び降りる星の王子さまたち さようなら、ほうき星よ 適度な出会いと 適度な別れが あったっけ。 適度なキス、ココロかけたい 適度な欲望、 適度な無気力さ 掃き溜め神田川 桜散る散る 来年の4月まで 君とつきあっているだろうか。 29 名前:名前はいらない[ ] 投稿日:02/05/01 20 19 ID ??? 提案なんですけど、詩を投稿するときはコテハン隠しませんか? 先入観をなくすために。 30 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 21 04 ID ??? はぅ。。。書き込み少ない。(涙) やっぱり期限は一週間でちょうどいい感じ? 一週間も考える暇あったら「即興」ではないと言われそうだけ ど。。。(汗) 5thさん、都立家政さん、ご投稿ありがとうございます。 29 提案をありがとうございます。 なるほど。先入観は問題ですよね。 とりあえず今回はこのままで行ってみて(既に投稿された方も あることですし)、結果を見て話し合って決めたいと思います。 なにしろまだ実験段階なもので。 31 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 21 06 ID ??? ところで以前「審査は多数決で決める」と書きましたが、 今回の場合は審査員がたったの3人です。 3人が別の作品を選んでしまったら、どうなるのだ?(汗) とりあえず今回は前夜祭ということなので、3人が別の作品を 選んだ場合はそれぞれに「YKH賞」「批評天国賞」「Canopus賞」 をあげる、ということで。。。どうでしょ? 次のタイトルを決める権利は、僭越ながらお題提出者の私が選んだ 作品の作者が決める、ということで。 「審査員」という呼び名も、考えてみればなんだか偉そうだなぁ。。。 代わる呼び名も随時募集します☆ 32 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/01 21 13 ID ??? 他のサイトを見てるとみんな人間関係で採点してるようだよ。 例えばCanopusだったら、もしはらだ将が投稿したらはらだに賞を与えるだろうね。 33 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 21 26 ID ??? ところで各作品に対するレスをどういう風にしよう。。。 個人的には、審査員も、そうでない方も、自由に好きな時に 感想や批評を書き込んでもよい、というやり方がいいかと。 タイムアップ後になって一気にまとめて批評、というのも考えた んですけど、それでは疲れそうなので。。。 個人個人の感想、批評は自由にやって、タイムアップ後に審査員 同士で意見を交換し合ってチャンプに相応しい作品を決める、と いうのはどうでしょう? 34 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 21 26 ID ??? 都立家政さん >ちょと題名にしにくいけど ぐは。(笑) 「誰でも書きやすいように」工夫したつもりではあったんですが。。。(汗) 5月1日の深夜だったので「4月が終わったことに関係するタイ トルがいいかな」と思い、 1)「4月に関する考察」2)「4月」3)「4月、無為に終わ る日々」等、考えたんですが、 1)では歌詞風の詩を書く人が書きにくそう。 2)では漠然としすぎていて、おもしろくない。 3)では4月に特別なことが起こった人がいたら書きにくいかな とか考えまして(大体、某所のパクりだし)。 それで「4月とは何だったのか?」というタイトルに落ち着きま した。これなら無為な4月を送った人も、そうでない人も、フィ クションで書く人も、誰でも書きやすいかな~。。。とか思って。。。 書きにくいと思われる方、他にもいらしたらごめんなさい。 35 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 22 01 ID ??? それでは個人的な感想など。 27 5thさん 一種独特の書き方ですよね。短いフレーズを淡々と繋げて行く。 ともすれば「独り言」になってしまいそうですが、これはイメージ を想起させられるものはありました。ただ、タイトルに照らし 合わせてみると、これは「独り言」と言わざるをえないのでは ないかなぁ。。。 読み手の想像力に訴える詩なのだとしても、不条理系の作品なの だとしても、どちらにしても「4月とは何だったのか?」という ことに対する説得力が希薄だと思いました。 36 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 22 02 ID ??? 28 都立家政さん ポップでいい感じですね。ただ、練り込みが足りないかなぁ? とは思いました。即興とはいえ、推敲は基本的に必要ですよね。 5~6行目は「君と自転車」も「持って歩いた」んですか?? 目を離して見ると「適度」という言葉も少々うるさいように感 じました。4月である必然性も感じられなかった。 とはいえ、書きにくいタイトルですもんね。(汗) 次回は(次回があるならだけど)、今度は貴方の書きやすいタイ トルであることを願っています。 37 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/01 22 55 ID p1yclsIY 「4月とは何だったのか?」 花壇で咲いている赤黒いチューリップが、血の連想をさせた。 帰り道だった。僕はつい、イメージを持ち帰ってしまう。 過ぎ去った4月とは、無為な日々だったのだろうか? 「何もなかった」といえば、嘘にはなる。 世界の何処かで誰かが死んだ。 結局、無縁の人で終わってしまった。 銃弾に倒れたのだろうか? ベッドの上でいわゆる平凡な死を死んだのだろうか? その人は? 関係ないことだ。 僕はその人を知らない。 関係があるのは、死は人生最大の事件だったのか? ということ。 その人にとって? そして 4月に死ぬというのは、 冬に死んでいたものたちが 足並みを揃えて生き返る あの4月という季節に ひとり死ぬ気持ちというのは、 どんなものだったの? ということ。 その人にとって? それとも、僕にとって? フライドポテトを噛った。 感動のないビーフ味。 布団を押し入れにしまおう。 もう5月だから。しまおう。 しばらく開けていなかった寝ボケまなこをこすろう。 僕には何もなかった4月から、飛び起きよう。 今年は生まれて初めての、海外旅行でもしてみようかな。 38 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/01 22 58 ID ??? 一方的に批評めいたことをしているのが居心地悪かったので、 自分でも書いてみました。 感想、厳しい批評、貰えたら嬉しいな♪ でも、僕の詩は審査の対象外とします。なにしろお題の提出者 なので。。。 39 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/01 23 01 ID ??? だったら書く意味がないですよ。 批評が必要ないなら他のスレに書くでしょう?素直に批評して、といいましょうね。 40 名前:ま。 ◆666.wrqU [sage] 投稿日:02/05/01 23 13 ID ??? 「四月とは何だったのか?」 闇の中に 白い桜が浮いていた 記憶の中で 曖昧に浮いていた その月は慌しくて すべてが始まるように慌しくて そう 意識することはなかったが すでに散ってしまって 土に還る途中の名残だけが 地面に敷かれているだけだが そこには確かに白い桜が咲いていたのだ 少し暑い夜 過ぎ去った四の月の残滓に あの 白い桜を想う ---------------------------- はじめまして、 おもしろそうな企画ですね。 頑張って下さい。 41 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/01 23 34 ID tJYdZfWE 39 や。だから「批評して~☆キビシク!」とは書いてますよん。 審査の対象外にしたい、というだけです。 40 ま。さん 投稿ありがとうございます。 いいですね。強烈にイメージを喚起する力のある作品だと思います。 惜しいなぁ、と思ったのは2連目。途中から主語が「その月」から 「桜」にいつの間にか移っているらしいこと。でもこれでないと 3連目のインパクトが出ないし。うーん。。。 でも読み手を意識して書かれてますよね。「浮いていた」という 言葉の選び方、行の開け方等。 特に後半における、なんだかよくわからないけど鳥肌の立つような 冷気を伴った静かな盛り上がり。 このへんが「好きだな」と思わせてくれました。 実際、幽霊にでも会ったかのように、鳥肌立っちゃいましたよ。 42 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/01 23 35 ID ??? 41 説明を要する書き方ですよね。 43 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/05/02 02 41 ID ??? age 44 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/05/02 03 04 ID VvQ2rVDo 「4月とは何だったのか?」 4月の最初の日から ずっと嘘をつき続けている 明かせない真実 俺の真実 君の両の手を握り バックに舞う桜の花びらを見つめながら告白した 「君が好きだ」 本当は桜の花びらが好きだ 綺麗だったのは桜の花びら 幼な馴染みは女ではない 人間は女ではない 女は人間ではない ゆえに君は 女でも 桜の花びらでもない ただの人間よ それなのに何で頷くんだよ 嘘つきの日だってわかってねぇのかよ まじかよ 真っ赤な笑顔が真剣だった 4月の最初の日から ずっと嘘をつき続けている そのうち嘘でなくなる自信もない 勘違いするな 俺の幼な馴染みは可愛い でも俺の彼女は君じゃない 45 名前:都立家政 ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/05/02 10 32 ID ??? 36 「適度」の多様は冒頭の「適当」からの主人公の心情の変化を 表現しようと思ったものでした。 物理的に彼女を手に持っていたわけではないですけど 多分主人公は「持っていた」んだと思います。 確かに、練りこみ足りないですね、 自分は、物事を定義することについて疑問を持っているので 「何だったのか?」というお題から放れざるをえませんでした。 でもこのスレッドの趣向好きです。 色々遊びましょう! 46 名前:青の羊[] 投稿日:02/05/02 20 42 ID r21MHAkH 「今年の4月」 葉桜の4月 すでに終わってしまった春 風は冷たい 広がる空は狭い もっと前向きだった筈の春 明るい朝も いつもより遅くなった夕暮れも 踏みしめる花弁の切なさに霞んでいく 47 名前:核之進[sage] 投稿日:02/05/02 21 08 ID ??? 「春」 騒ぎ忘れて花見 瞼に落ちる花弁 陽だまりに横たわり 目を覚ます頃夕映え 見ていた夢の残像 まばたきの度柔らかく 包む物体は記憶 原子を持たない幻 そして全て心の中 育ちつづける春爛漫 48 名前:碧谷 ◆T5I/FREE [] 投稿日:02/05/02 21 25 ID s3rTxd9d 「4月とは何だったのか」 桜の頃 慌しく過ぎ行く新年度 また一つ恋も咲き また一つ恋も散り そしてひとつ夢が生まれ そしてひとつ夢を失くし 桜の頃に 騒ぎ疲れた頃に若葉の季節 やがて来る未来への本当の第一歩を踏み出す もう、時は少ない 49 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/02 22 41 ID ??? 今晩は。。。はぅっ!? 46-47 なんかタイトル変わってるしー!!(汗) 45都立家政さん なるほど。問いかけの形にすれば書きやすいかな?と思ったん ですが、かえって書きにくい方もいらっしゃるのですね。 実際、今から考えればみんながタイトルにするのにしては少々 押し付けがましいタイトルだったかもしれません。(汗) 50 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/02 22 42 ID MT2hIYXL いいや。こうなったら、もう。 4月に関する詩なら、タイトルはなんでもいいことにしよう! 滅茶苦茶なようだけど、どうせ遊びだしー!(ヤケ) 忠実にお題通りのタイトルで書いた方々に限って、投稿し直しも 認めちゃいましょう! ただし今回だけ! 2回目からは、ちゃんと指定されたタイトルで詩を書いてくださ いね~☆ 51 名前:ある名無し[] 投稿日:02/05/02 22 44 ID 1B0s0crt 「4月とは何だったのか?」 切り取られた風 巻き上がる桜の花ビラ 道程の残夢 強制的に設置された 培養の月 足元の一つの思念 永遠に抱くリアル かつて触れた横顔 52 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/05/02 22 50 ID V65O8ARg 「4月とは何だったのか」 12ヶ月の中で一番 夢 希望 と言う言葉が似合う季節 ある者は夢を追い ある者は希望を抱き すべてが新しい世界に 自ら入っていく そんな季節 53 名前:核之進[sage] 投稿日:02/05/02 22 53 ID ??? 49 すいませんでした 春だから… 54 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/02 22 54 ID 1MAafySY 突然ですが、私、明日から2~3日、留守にします。 44, 46-48の批評は、出来れば他の方にお任せしたいなぁ。 審査員やってもいい!という方、随時募集いたしております。 もう勝手に飛び込みで審査員やってもらって結構です。前夜祭で すから。 55 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/02 22 54 ID ??? このスレのルールについては 1と 23あたりに書きましたが、 お題に関しては「4月に関するタイトルなら自由」ということに 変わりました。ええ、勝手ながら。(汗) 一人一作品のみ受け付け。ただし5thさん、都立家政さん、ま。 さん、 44さん、碧谷さんに関しては、途中でルールが変わった のでという理由で、二度目の投稿もOKとします。 それでは。詩の投稿、飛び込み審査員の名乗り上げ、お待ちして おります。現在の審査員は私と批評天国さん、Canopusさんの 3人です。 56 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/02 22 59 ID DQjnKC1+ 51-52も再投稿を認めます。(汗) ルールを途中でいきなり変えてしまってすみません。 いい加減な企画になっちゃってるなぁ。。。(涙) それはそれとして、皆様の投稿に深く感謝申し上げます。 それでは失礼ながら、落ち! 批評天国さーん、Canopusさーん。出番ですよー!(なんちて) 57 名前:さかな[] 投稿日:02/05/02 23 11 ID 3sYjtQXG 「よんがつ」 一番楽しいときっていつですか 最もなかのいい友達は誰ですか わからない 実際、見当もつかない ただ、今は楽しいと思うし あいつはいいやつだと思う。本当に 桜は咲くし 雨もふる 58 名前:ある名無し[] 投稿日:02/05/02 23 13 ID 1B0s0crt 56 はじめまして、このままで良いです。 51 59 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 00 31 ID gH9XsBn1 O.K.。私の番ですね。 37 YKHさん キビしいですから覚悟して下さいね(笑)。実は私も、 「4月とは何だったのか?」というお題は詩にしにくいなあ、と思っていたん です。あなたの詩を読んで、その原因が解りました。題名が詩的じゃないんで す。そしてこれは、あなたの詩にもそっくりあてはまってしまうんです。生と 死、有為と無為、春という季節に感じたこと。テーマはいいんですが、表層だ けを書き連ねていて、もっと掘り下げられるのになあ、と残念に思います。 「僕には何もなかった4月から、飛び起きよう。」という表現は詩的でいいで すね。この一行から構想を練ってみては如何でしょう。 60 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 00 44 ID gH9XsBn1 44さん この詩は、最初の二行がとにかくいいんですね。エイプリルフール と、「俺」の本心。散っていく桜の花びら。「俺」の視線は、言葉をかけた 「君」にはない。幼馴染みは字面だけを読むと男性になるんだよね。それで正 しいのかな。 面白い内容ですが、最初の二行とその後の表現が乖離しているように思われま す。つまり、折角のいいセンテンスが浮いてしまっている。 あとは、嘘をつき続けていく過程、「君」との逢瀬なんかも入れてみてはどう でしょうか。 61 名前:ドン☆亀! ◆kKwXqDyU [] 投稿日:02/05/03 00 54 ID 3sIK56WE 60 ち。44は俺だ。 正直6連目はわかりにくすぎたよNE! どう読んでもらってもいいけど、もっと罵倒してお願いします。 真面目に書いたんで、批評されるんは嬉しいです。 62 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 00 59 ID gH9XsBn1 46 青の羊さん んで、タイトル変えちゃったのね(笑)。うん、力のある 人だと思います。この詩は、あなたにとっての春は終わった、という意味だと 思います。これから咲く花も、暖かくなっていく陽の光も、あげ雲雀の鳴く声 もあなたには関心がない。最後の一行がまさに切ないです。 でも、桜が散る頃には春が終わるとは、何だかすごい詩ですね。あなたに何が あったのか、春の終わりが何を意味するのか、詩の中では全く描写されていな いだけに気になる所です。 63 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 01 40 ID gH9XsBn1 61 いや、罵倒はしないけどね…。付け加えるなら、最終の二連は今一つに 思います。最初の二行をもっと生かしてほしかったですね。 47 核之進さん おお、綺麗な情景描写です。特に一、二連。「騒ぎ忘れ て」という表現は語調を整えるためなのでしょうが、ちょっと意味が通りにく かったですね。でも、瞼に花びらが掛るところなんか、いいですねえ。これは 昼の花見なのかな。一人で花を見ていたのかな。 四連目は、見ていた夢の描写だと思うんですが、硬い感じで、最終連につなが りにくいように思われます。もっと春を優しく抱きかかえるような表現がほし かったですね。 64 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 02 12 ID gH9XsBn1 48 碧谷さん 春は恋の季節、そして夢を語り合う季節。それにしても一、 二連目はちょっと慌ただしすぎるかも。あちこちで起きる恋と夢の出来事なの かな。あるいは出会いと別れを表現したのか。 三連目の「騒ぎ疲れた頃に若葉の季節」という表現、ハッとさせられますね。 初夏のイメージでいいのかな。最後の一行に作者の焦りと決意が伝わってきま す。みずみずしい感じでいいと思いました。ただ、これまでの文章と最後の二 行とのつながりが希薄かな。「本当の第一歩」にリアリティを持たせると、詩 に深みが出てくると思います。 65 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 02 33 ID gH9XsBn1 51 ある名無しさん おっ、これは面白いねえ。読む人によってイメージが 異なると思います。というのも、情景描写が一連目と三連目にあるんですが、 硬軟が織り混ざっているんです。一連目は「切り取られた風」が硬質、「巻き 上がる桜の花ビラ」が軟質。三連目は、これは完璧に硬質ですね。全体には私 は硬質のイメージを強く感じました。ここでは「リアル」という言葉さえも硬 質に感じられる。こうして考えると、「花ビラ」のカタカナは硬い感じで効果 的でしたね。 そこで突然、最終行に柔らかなレリーフのように浮かび上がる横顔。お見事で した。欲をいえば、言葉の(硬軟の)対比をもっと明らかにすべきかもしれま せん。 66 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 02 41 ID gH9XsBn1 52さん うん、大体の人が四月にこんなイメージを持っているんじゃないか な。これを素直に表現したり、逆説的に表現したり。ところがあなたはそのま ま言っちゃっていますね。あなたの夢、あなたの希望、あなたの新しい世界。 そうしたものを掘り下げるところから詩は始まるものだと思いますよ。 67 名前:ヘロインマニア[] 投稿日:02/05/03 02 47 ID hy4K10ts 「はじまりの季節」 夢想を振り切れぬまま なし崩しに4月を向かえた 若いから胸に志のひとつはある 叶うと思い夢見た春 気候とは裏腹に世は冬色一色 その現実に例外はない 衝動的に安定を壊した 「守る」現実を捨て 「攻める」夢を選んだ 花を美しいとは思わない 季節に干渉したくない それは誰かが綺麗といっただけだから・・・ 真実と感覚は自分で開拓していく 孤独な一人旅 だからいい・・・ 憂鬱な春 決意の春 僕だけの春 68 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/03 02 55 ID gH9XsBn1 57 さかなさん 書き出しは視点の転換が見られて、平易な文章ながら、な かなか上手いですね。一行目の「とき」は「季節」のほうがいいでしょうね。 その方がお題に近付きそう。言外に「いつ?」って訪ねられて、「春!」って 答えちゃいそうですね。 現状に一応の満足をみせるあなたの描写も、言葉を選ぶ必要はありそうですが、 うまくまとめていると思います。ただ、最後の二行は、何だか取って付けたよ うな印象ですね。推敲が必要そうです。 69 名前:都立家政 ◆76fFko5o [] 投稿日:02/05/03 03 36 ID iXEA+wk1 春はうたた寝昼下がり フロムAやらanやらはほっぽりだして永遠の昼休み、宿題はない。 いいともを見終わったら 洗濯日和だな 彼女のパンツをベランダに干すテクニックさえおぼえた、 春- 自転車で妙正寺川を下ってみよう どこかに新しい公園を見つけれるかも知れない。 70 名前:都立家政 ◆76fFko5o [] 投稿日:02/05/03 03 40 ID iXEA+wk1 (書き忘れ追加) 春はうたた寝昼下がり フロムAやらanやらはほっぽりだして永遠の昼休み、宿題はない。 いいともを見終わったら 洗濯日和だな 彼女のパンツをベランダの内側に干すテクニックさえおぼえた、 春- 自転車で妙正寺川を下ってみよう どこかに新しい公園を見つけれるかも知れない。 71 名前:青の羊[] 投稿日:02/05/03 11 11 ID BTIq0Ibf Canopus様 批評有難うございました。 自己完結型ポエマーの自分的にはすごく眼から鱗な分析でした。 次もまた参加したいと思います。 72 名前:かまぼこ[] 投稿日:02/05/03 12 12 ID GdePlx32 「4月」 煙草のケムリに曇らされ 君の薫りに惑わされ 青の純度は削がれゆく 街の喧騒にのみこまれたまま 触れるものに実体は無く 自ら言葉を捨て去った はじまりの暦 おわりの暦 砕けたカケラを胸に抱き 閉じる目蓋に描かれるのは 再生の天使! 73 名前:かまぼこ[] 投稿日:02/05/03 12 14 ID GdePlx32 名無し生活メインですが 面白そうなのでHN出して参加します。 実験的要素も含めて書いてみました 普段、批評されることなんて全然無いので、よろしくお願いします。 かまぼこ 74 名前:ま。 ◆666.wrqU [] 投稿日:02/05/03 12 26 ID 0tsa/x5r 41のYKHさま。 指摘して頂いて気がついたのですが、 たしかに主語が突然移ってて不自然ですね(゚д゚;)。 詩以前に、文章としておかしいなんて、「逝ってきます」だ自分。 批評、ありがとうございます。 75 名前:さかな[sage] 投稿日:02/05/03 18 08 ID ??? Canopusさんはじめまして。批評ありがとうございます。精進します。 76 名前:ある名無し[] 投稿日:02/05/03 20 11 ID PfzGC1T0 Canopusさん御批評ありがとうございます。 即興という事で、ある意味リラックスして書き込んだのですが、 こんなに鋭い批評を頂けるとは思いませんでした。 批評<確かに全体が何かずん胴っぽい(笑)感じはしていました。 それに、御指摘の通り「花びらetc.→花ビラ」は、 7行目(実はこの行には、特に違和感をかんじています。あと”永遠”という言葉も 自分的にはちょっと。。)とのかね合い、全体のバランスを考え、後者にしました。 また、硬質なかんじを受けられたのは、お題を見たときの僕のイメージが 関係あるのかもしれません。 最後に、御指摘にも有りましたが、僕は、見る人によって様々な、 イメージで受けとめてもらえたら。。と思い、のせたので、 そう受けてもらえた事を、うれしく思います。 また、ココに来て見ようと思います。 ある名無し 77 名前:碧谷 ◆T5I/FREE [] 投稿日:02/05/03 20 23 ID qIhNEyyD 64 Canopus様 ご批評ありがとうございます。 うーん、こう、忙しい季節を表現しようとして慌てすぎちゃった感がたっぷり出ちゃいましたね… 評を見てやっと気づいたんですけど(←死んどけ) イメージ的には初夏への移り変わりです。 最後のへんのつながりは確かに浅いですね。 てかこうやって評されるとやっぱ自分のレベルが分かっていいなぁ…(==) ありがとうでした(><) うーん、いろいろ精進します。 78 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/03 20 51 ID ??? (←死んどけ)ありがとうでしたてかてかてかてかてかてか精進精進精進精進精進精進(←死んどけ) 79 名前:恩田朗[] 投稿日:02/05/04 07 00 ID J26PAOSQ [4月とは何だったのか?] 身を締めつけていた現実感が 緩んで やわらかいメルヘンが生きはじめる 4月 やわらかい人間の希望を 破壊するように 春の河原に ブルドーザーは 在る 洗濯女の似合うような 河で ひとりの男が 投身自殺をした それはどうにも 儚いようで されどどうにも 無関心に流される死体 4月に死体は 似合いすぎる 似合いすぎてそれは 死体でなくなる ひとつのメルヘンと なる やわらかい桃の果肉となり 芳香を巻き散らす ブルドーザーが狙っている 獰猛なブルドーザーが 河を流される桃を 血肉に飢えすぎた鋼鉄 建設重機の存在しない場所は ない 田んぼの中にも 在る 高層ビルの上にも 在る 人の心の下にも 在る 春の成長を嬉しがる蛙の 背後にも ブルドーザーが 在る 建設重機の存在しない場所を 思い浮かべることができるか? 今になって思えば それは4月の悪事 今ではブルドーザーは 従順な大型犬のように 工事現場に鎖で繋がれて いる 80 名前:二行詩人 ◆/wXXlP7k [sage] 投稿日:02/05/04 21 28 ID ??? 「4月とは何だったのか?」 雪女が 溶けて 死ぬ 季節 家の飼い猫が 溶ろけて 寝る 季節 81 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/04 21 39 ID n/rSKiNA こんばんは。YKHさんは留守だし、天国さんは忙しそうだし…。 というわけで再度登場。 67 ヘロインマニアさん 厳しい現実の中、自らが信じるもの、信じる夢に 向かって旅立っていく、というテーマですね。さて、旅立ちの詩にもかかわら ず、あなたの決意がもう一つ伝わってこないように感じます。それはおそらく 言葉の歯切れの悪さに起因するのかと思います。言葉のリズム、場面の転換、 それらが今一つ上手くいってないのではないかと。 「花を美しいとは思わない/季節に干渉したくない/それは誰かが綺麗といっ ただけだから・・・」ここは非常に美しいですね。この一節が詩全体を救って くれています。ただし、「季節に…」の一行は意味がよく解らなかったです。 酷評でしたね。失礼しました。 82 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/04 21 51 ID n/rSKiNA 70 都立家政さん 好き嫌いで言いますと、これは好きな部類の詩です。 言葉のリズムがいいし、「フロムA」「an」「妙正寺川」などの具体的な表現 も効果的でした。特に「妙正寺川」が好みです。ただ、これは上手く説明でき ないんだけど「いいとも」は、やり過ぎの感が…。あ、これはあくまで個人的 な意見です。 一連目で「春」が二回出てきますね。一行目の「春」を除いたバージョンも試 してみては如何でしょうか。あまり気にはなりませんけどね。 最終行の「ら」抜き言葉は、やはり違和感がありますね。 83 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/04 22 11 ID n/rSKiNA 72 かまぼこさん お、「青の純度」ですか、いい言葉ですねえ。一連目で は生活感とあなたの純性とをうたったものと思われます。 んで、二連目は外界の現実とあなたとを表現したと思うんですけど、主語がな いために、言葉を捨て去ったのがあなたか、「青の純度」か迷う所ですね。 三連目は上手い表現だと思います。そして四連目に続くんですが、「砕けたカ ケラ」が、かなり唐突です。何のカケラか、マジで解らん。 全体的には美しい言葉で書いてあって非常に好印象なのですが、もう少し前後 のつながりがあったらなあ、と思いました。少し自動記述が入っているのかな。 84 名前:v[] 投稿日:02/05/04 22 14 ID LgDsAUZE つがるこいきょうは 85 名前:v[] 投稿日:02/05/04 22 17 ID LgDsAUZE ぱりんだよ。 86 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/04 22 31 ID n/rSKiNA 79 恩田朗さん 春というメルヘンを思わせる季節と、死すらもその大きな 口に飲み込んで覆そうとするブルドーザーとの対比が非常に鮮烈です。テーマ としてはピカイチではないかと思います。ああ、三、五連目がすごくいい。 しかしながら気になる所がいくつかあります。まず二連目の「洗濯女の似合う ような 河」はメルヘンを表現したものだと思うんですけど、以降の描写がど ちらかというと無機質なものであるだけに、違和感を感じました。 あとは「建設重機」=ブルドーザーだと思うんですけど、この表現を使うなら 他の重機も出してよさそうです。ただここを総てブルドーザーに置き換えてし まうと、かなりうるさくなってしまうので、難しいところではありますが。 恩田さんの本領発揮でしたね。 87 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/05/04 22 39 ID n/rSKiNA 80 二行詩人さん 内容としてはユーモラスで、私がコメントするよ うなことはありません。こういうのもいいですねえ。 あとはレトリックや言葉遣いですが、やっぱり「溶ける」「溶ろける」 が気になりますね。「とろける」は「蕩ける」ですからね。ここはやっ ぱり平仮名表記のほうがよかったんではないでしょうか。 88 名前:二行詩人 ◆/wXXlP7k [sage] 投稿日:02/05/04 23 17 ID ??? 87 ふにゃぁ。日本語を間違ってしまったにゃ!(汗 いちお~漢和辞典をひいてみたんですが、漢和辞典によると 「とろける」に当たる漢字は無い(!)そうだったので 造語と知りながら、字面を合わせるためにも、「溶ろける」 なんて使ってしまったにゃ~!(涙) しかも自分で「かわい~」とかウットリしちゃったり! たった二行の詩しか書けないにゃんこに批評、どうもありがとう ございました(にゃ☆←猫の投げキッス★ 89 名前:揚げトウフ[揚げトウフ] 投稿日:02/05/05 00 49 ID ??? 揚げトウフ 90 名前:揚げじゃが[揚げじゃが] 投稿日:02/05/05 01 20 ID ??? 揚げじゃが 91 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/05 01 21 ID ??? (にゃ☆←猫の投げキッス★ 92 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/05/05 01 23 ID ??? とりあえず、公平性を保つために、応募する人は名無しで書くのがイイと思う。 でなきゃ、応募ナンバーをつけるか。 93 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/05 01 30 ID ??? 86 >恩田さんの本領発揮でしたね。 こういうのはうざいから、やめてほしいよね。 あと恩田さんの本領は下半身だろ!(w 94 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/05 01 36 ID ??? 「4月とは何だったのか?」 なにこのお題、どうにかならない? 95 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/05 01 43 ID ??? 失礼な話だけど、YHKのセンスのなさが伺える・・・ 96 名前:都立家政 ◆EROqdMNU [sage] 投稿日:02/05/05 03 15 ID ??? 82 ホントだ、言われてみると「春」がしつこかった。 もうちょい意識研ぎ澄まして書くべきですね自分。 97 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/05/05 10 26 ID ??? 93 おお、これは御指摘ありがとう。確かに私の失言でした。 ていうか、いい詩を投稿してくれた恩田さんへのねぎらいの言葉のつもりだっ たんだけど、不公平とか、今問題になっている「馴れ合い」ととられかねない 発言だったかも。この企画を成功させるためにも、気を付けますね。ぺこり。 98 名前:揚げちくわ[揚げちくわ] 投稿日:02/05/06 01 09 ID ??? 揚げちくわ 99 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/06 01 11 ID ??? ぺこり 100 名前:エロいか ◆sp4zc0js [ぼくのぱんつはシミだらけ(w] 投稿日:02/05/06 01 18 ID ??? 100げと ぺこリ 101 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/06 08 26 ID ??? どーもどーも ぺこり 102 名前:揚げイワシ[揚げイワシ] 投稿日:02/05/06 17 53 ID ??? 揚げイワシ 103 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/06 21 52 ID uZrNSL5z Canopus様、批評の引き継ぎ、ありがとうございました。 ついでに私の作品に対する厳し~い批評も(笑) 都立氏が「定義」というものをおそらくは「自由なものを固定 してしまい、かえって破壊してしまうもの」と定義づけて信用 していらっしゃらないように、僕は「詩的なもの」、「イメー ジ」といったものをあまり信用していないんですね。詩的であ ればあるほど、かえって詩からは遠ざかってしまうものだと 思っています。 今回の作品は確かに説明的すぎましたけど(汗 かくなる上は管野美穂の声で読んでみてください。表層的な文 章に可愛い深みが加わります(笑 的確な批評、ありがとうございました。 104 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/06 21 53 ID ??? 「4月とは何だったのか?」というお題、とっても不評でした ね(汗 個人的にはどんなタイトルであれ詩は生まれるものだと思うん ですが。。。たとえば国語の試験問題みたいな文章をタイトル にしてでさえ。 入沢康夫氏みたいな「固い文体で書かれながらも、ちっとも論 理的でない」作品とか出てくるかなぁ、なんて勝手に期待して たりしました(笑 とはいえ、お題提出者のセンスの無さは隠せなかったようで。 2回目からは責任から逃れられることに安堵を覚えています(笑 105 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/06 21 53 ID ??? 管野美穂 106 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/06 21 55 ID ??? 次のお題は「ぺこり」でお願いします。 107 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/06 22 06 ID ??? 連休中も携帯でチェックしていたので、大体のChamp候補は 自分の中では既に決まっています。 批評天国さんの姿が最近見えないのが気にかかりますが。。。 締切はあと約29時間です。 108 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/06 22 07 ID T98qTRsc とりあえずもう一度、ルールの説明を。 ★4月に関するあなたの詩を即興で書いてください。 ★5月8日の深夜3時前で作品の投稿は締め切り、審査に移ります。 ★審査員は今のところ私、批評天国氏、Canopus氏となっています。 ★新たな審査員の飛び入りも歓迎しています。 ★審査員以外の方も、感想、批評、ご自由にどうぞ。 (ただし、審査の結果には反映されません) ★多数決によってChampが決定します。 ★Champの方は、次のラウンドの「お題」を決める権利が得られます。 ☆基本的に「お遊び」なので、お気軽に~☆ 109 名前:揚げシーラカンス[揚げシーラカンス] 投稿日:02/05/06 23 30 ID ??? 揚げシーラカンス 110 名前:シリウス ◆JYoXd4DM [せっかくシリウスですし・・・青でsage] 投稿日:02/05/07 00 16 ID ??? ありゃ、面白そうなスレッドがあがってるなぁ。 今から参加しても構いませんよね?どうぞよろしくお願いします。 「4月とは何だったのか?」 ぼやけた陽気 小鳥が囀る小道 桃色に飾られた堤防 何故こんな季節に僕は独りでいたんだろう 昔は春の睡魔に抗うことはなかったらしい けど 今はもう21世紀 時間通りに目が覚めて 電車に詰め込まれ 仕事場へ 街を行き交う人々は 涼しい顔をして 早足に通り過ぎてゆく 心地よい風も柔らかな雨すらも ただ 泥の様な地面に花を咲かすだけだった 段々とスピードを上げて回りだす世界は 惨めなスロースターターは置き去りにして 瞼を閉じた夢の中でも 春は返って来なかった 79 恩田 朗さん 恩田さんのスレッドにお邪魔するつもりでしたが、 場所が分からずに、そのままになっていました・・・ 申し訳ありませんが、場所を教えていただけないでしょうか。 YKHさん、関係ないことで申し訳ないです。 111 名前:とっさん[] 投稿日:02/05/07 01 00 ID 2r9AvhPF 「4月とは何だったのか」 1、オレの4月は桜色 桜サクサク桜咲く 巷(ちまた)じゃ桜が散ったと大騒ぎだが オレの桜は年中無休休まずALL NIGHT でもなんだ?オレの心にぽっかり空いちまったこの虚しさは オレの4月って一体いつなんだ?教えてくれよ誰か なあ、オレの4月って何なんだ? なあ、オレの4月はどこ行った? 誰か答えてくれよ!誰か教えてくれよ! そうやってお前らはいつも他人かよ! もっとオレに熱いハートを注ぎ込んでくれ ぽっかり空いた心の穴を埋めて欲しいんだ 4月2日は良い兄さん。 間奏 2、オレの4月はハニーピンク エイプリルフールにはうんざりさ 巷じゃ桜の花を見忘れたうっかりさんもいるらしい そんなヤツらは一日に望みをかけろIT LUCKY DAY オレについてこいよ!楽しい遊びをしようぜBaby オレの4月って一体いつなんだ?考える暇もねぇよ なあ、4月って条例出てたっけ? なあ、5月まで後何日だ? 誰か答えてくれよ!誰か教えてくれよ! そうやってお前らはいつも他人かよ! もっとオレに熱いビートを注ぎ込んでくれ ぽっかり空いた心の穴を埋めて欲しいんだ 4月2日は良い兄さん。 112 名前:都立家政 ◆EROqdMNU [] 投稿日:02/05/07 01 53 ID OK9ROMKN 君を見つめて ぺこり 頭下げて 君の後ろで ぺこり 舌を出す。 「営業マン詩集」より抜粋(嘘) 113 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/07 07 54 ID RUALGQsZ 110 シリウスさん 一見わかりやすい文体のように見えて、非常に理解を拒む作品で はないでしょうか? 各連は連想で繋がっている感じなんですが、主人公の心情は、 その連想に反してどんどん矛盾さえ含んだ視点の変え方をして いく。 孤独を嘆く主人公が「段々とスピードを上げて回りだす世界」を も嘆く。独りでいた主人公の春だったのに、それまでもがスピー ドに乗って返ってこないのは何故? 2連目が鍵でしょうか。この一行がなければ、とてもわかりやす い詩ですよね。ただこの一行がピリッと全体に効いてるとも思い ます。 ステロタイプな表現が多いにも関わらず、あまり気にならなかっ たのは不思議です。 114 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/07 07 58 ID RUALGQsZ 111 とっさん 楽しいですね。暗い内容をあかるく書いてくれました。 歌詞調ですけど、しっかり詩として読めるのもいいです。もう 少し個人的にはぎゅっと短くまとめてほしい気もしましたが。 メロディはついているのでしょうか? あまりリズムが感じとれないのは、スペースの使い方でしょうか。 全体的には、おもしろい表現もあるんですけど、ちょっとまだ思い付きの レベルだと感じました。 115 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/07 08 01 ID ??? 112 都立家政さん あはは。もちろん、いいですよ。 お題無視の、二度目の投稿(笑 楽しい詩、ありがとうございます。 116 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/07 08 02 ID RUALGQsZ 期限はあと約18時間です。 117 名前:都立家政 ◆EROqdMNU [sage] 投稿日:02/05/07 10 55 ID ??? 115 あら、 106を間に受けてました。 早撃ち、スマソ。 118 名前:ポチットナ――[sage] 投稿日:02/05/07 17 04 ID ??? 4月とは何だったのか? b b b b b b b b b b b b b 置き忘れた譜面から b b b b b b 零れ落ちる b b b b b b b かすかな b b b b b b 煌めき b b b b 119 名前:ま。 ◆666.wrqU [sage] 投稿日:02/05/07 19 01 ID ??? 118のポチットナ――さま。 何か、好きです! 120 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/07 23 23 ID ??? 118 こういうのもアリですよね! 結構よく見るタイプではあるん ですけど。 ♭じゃなくてbなんですね、よく見たら。。。 正直、よくわかんないところが好きです。 ただどうせなら、もうちょっと形にこだわってほしかったな。 4月っぽい感じは出ていると思いました、なんとなく(笑 121 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/07 23 26 ID o+qUdXgC 締切まで、あと3時間を切りました。 締切は今夜2時25分です。 「4月に関する詩(4月とは何だったのか?)」の投稿、 飛び込み審査員、作品およびスレッドに対する感想等、 募集しています。 122 名前:核之進[sage] 投稿日:02/05/07 23 32 ID ??? 「四月とはなんだったのか」 それは五月を生むための月 123 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/07 23 54 ID o+qUdXgC 122 核之進さん だめだめ。二度目の投稿は。ちゃんと記憶していますよ(にやりっ んでは、5月とは6月を生むための月で、6月とは7月を生むた めの月で。。。やがてまた5月を生むための4月がやって来て。。。 4月を生むための5月があったっていいじゃないかって気がして きますね☆5月なんて、ただ人間が勝手に区切った時間の枠のひ とつに過ぎないくせにさ☆偉そうな5月に、反抗してやるー! 124 名前:核之進[sage] 投稿日:02/05/07 23 58 ID ??? ちょっと寄り道でした ごめんちゃい チャイがおいちい ミルクたっぷり 125 名前:名無しにて御免[sage] 投稿日:02/05/08 00 01 ID ??? 「四月とはなんだったのか?」 初めて青い空を知ったこと あれはたぶん詩人の始まり 幻想的な翼 広げてみれば 飛べた気になっていて いつからか人と素直を合わせていた エイプリルフールのせいだ エイプリルフールはヤナ奴だ 去年私は泣かされた 勇気と言う勇気をかき集めて気付きあげた 私の出来る限りの細切れの愛をおじゃんにさせた 私は目を点にし 口を腹式呼吸にしたと言うのに フラレテ避けて詩人に昇華 そんな春でござんした あっという間に過ぎて欲しいと願ったので あっという間に過ぎて行った ヤナ奴でした 126 名前:名無しにて御免[sage] 投稿日:02/05/08 00 02 ID ??? このスレ良いね。 127 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/08 00 03 ID ??? 124 いえいえいえ。家が焼失。消失した部屋で、チャイで一服。 128 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 00 03 ID ??? う、名無しにするのを忘れていました。 偉そうな言葉使い失礼(苦笑 イヤな癖。 129 名前:核之進[sage] 投稿日:02/05/08 00 13 ID ??? 127 ぷっはー まいどです 130 名前:七誌にて御免[sage] 投稿日:02/05/08 00 21 ID ??? エイプリルフールのせいだ やはり エイプリルフールはヤナ奴だ に訂正でお願い致します。 よくなると言う事はないけども。 意味が通らなくなるっていうか流れが切れるので(恥 131 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/08 00 23 ID ??? 125 あっという間に過ぎてほしい時間って、僕の場合は、なかなか 過ぎ去ってくれません。普通は、そうじゃないでしょうか? それが願った通りに、あっという間に過ぎて行ってくれるとこ ろ。そこが実は、かえっておもしろかったりしました。 4連まではわくわくしながら読んだんですが、後半、説明的 になっちゃいましたか。。。「詩人に昇華」というのは、わかり やすいんですけど、詩の中に使われると薄っぺらくなる。これは 悪い意味でワイドショー的な表現じゃないかなぁ。。。 5連目のしつこい表現も気になりました。「気付きあげた」は 「築きあげた」でしょうか? もっともっと磨いてほしいなぁ、 と思いました。頑張ってください☆ 132 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/08 00 27 ID mMdcC0NY 130 わかりました。投稿後の訂正は、受け付けます☆ 3連目と4連目の間に「やはり」を入れて、合体させますね。 133 名前:Lights[] 投稿日:02/05/08 00 42 ID sC1RL/AG 「四月とはなんだったのか?」 車内にちらほらと真新しい制服と 履きなれない革靴が眩しくて 細い目で彼らを眺めた 車窓から見える住宅街の向こうの 青々としてゆく山並みが綺麗で 飽きもせず毎日眺めていた 僕の通学定期の裏の乗車記録の日付は 26日をもって途絶える 5月7日その日から 車内は私の寝床と変わる 134 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 00 55 ID ??? 「四月とはなんだったのか?」 何度目の訪れなのか 腐りかけの脳味噌ではわからず 理解できたのは苛立ちという感情だけ 青い空は苛々した 腐りかけでも感情は処理でき それが更に処理活動を活発化させる そんなことを繰り返し繰り返し 余計青空が憎くなる 私は今年の桜が美しかったかどうか知らない 見たくないわけではなかったのに 135 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/08 00 59 ID 3Q+Iw7yi 133 Lightsさん まさに「なんだったのか?」という感じですね。 その問いには答えずに、ただただ「なんだったのか?」と発信 している。そんな風に読みました。 過去形で書かれている一連目があかるく、まぶしく、いい感じ なので、それに二連目をもっと対比させてほしいように思いました。 のほほんとしているのか、寂しい感じなのか、僕にはよくわか りませんでした。 でも「なんだったのか?」というお題に「なんだったのか?」 と答えるやり方は、好きです☆ シリウスさんの作品も、そういえばそんな感じだったかな。。。 136 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/08 01 09 ID 3Q+Iw7yi 134 一連目、「おっ」と期待させておいて、二連目は説明的なのが 残念です。 三連目はそこそこ飛躍があって面白いと思ったんですが。 個人的に、これをたった三連でやってしまっては、ただ単に 「苛々していた」というだけの詩になっちゃうなぁ。。。と。 本当にそれだけのつもりで作ったのなら成功といえるかもし れませんが、成功したところで読み手に苛々を伝染させてしま うだけで、迷惑です!なんてことになってしまうかも? 137 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/08 01 14 ID ??? 134 僕だったら、もっとフィクションにしてしまって、 馬鹿馬鹿しいまでに主人公を苛々させてみます。 って、他人の作品を勝手に書き替えちゃいけませんけどね(汗 138 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 01 20 ID ??? 4月とは何だったのか 遠い場所からの 古い友人の手紙 花見の誘い 何度目だろう 慣習は郷愁へと変わり いつも 忙しい時節で都合が悪い 季節病で体調を崩した などと嘘をついたのは なぜだろう 美しいまま眼に焼き付いた 懐かしい古桜 手紙は一片の花びらを包み 最後の結び 桜の下で待っていると 139 名前:名無しにて御免[sage] 投稿日:02/05/08 01 22 ID ??? 131 ありがとうございました。 がむばります。 140 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/08 01 39 ID 1ip2GOAk 138 見事です。。。! 表現が素晴らしく磨かれていて、隙がまったくないですね。。。 書き出しからノックアウトされてしまいました。 「遠い場所」「から」の「古い友人」の「手紙」。。。 重複を避けるためでもあるでしょうけど「古い友人」に「から」 が付いていないのには、それだけではない意図があるように感じ ました。実際、これのせいで「友人」の存在がさらに遠くなって いて、まるで非存在の人物でもおかしくないような危うさまで 感じとれるような気がしました。 二連目はさらに好き。三連目なんて、涙が出るほど好きです。 141 名前:YKH ◆NBQwfAco [] 投稿日:02/05/08 01 45 ID 1ip2GOAk 締切まで、あと40分となりました。 まだまだ投稿、お待ちしております。 142 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 01 48 ID ??? 「4月とは何だったのか?」 桜が散って、枯れただけ 143 名前:138[sage] 投稿日:02/05/08 01 49 ID ??? 140 ありがとうございます。 144 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 01 50 ID ??? 「好き」は個人の好みだと思うんだけど。 145 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/05/08 01 53 ID ??? 144 当たり前じゃん。 スレよく読めやゴラァ 146 名前:YKH ◆NBQwfAco [sage] 投稿日:02/05/08 01 57 ID ??? 144 そうですね。「好き」と「良い」とは、同じじゃない。 軽率でしたね、以後気をつけます。 142 おお、無頼派?。。。って、いくらなんでも(笑 詩とは「こうあるべきもの」ではなく「作るもの」だとは 思うんですが、そうした考えに則っても、これは詩じゃない かな。。。と。 もっと肉をつけて、ひとつの世界を作ってみてくださいな☆ {147 名前:名前
https://w.atwiki.jp/sangokushi11/pages/1756.html
ランテイギョク 列伝 水滸伝に登場。祝家荘の武芸師範。鉄鎚を見事に操る万夫不当の勇士で、「鉄棒」のあだ名で呼ばれる。独竜岡祝家荘に招かれ、祝竜・祝虎・祝彪に武芸を指導し、衆を率いていた。梁山泊と事を構えることになると、欧鵬を倒し、秦明と鄧飛を捕らえる大戦果を挙げる。だが、梁山泊との抗争が続く中、同門の弟弟子・孫立の助力を信じて喜ぶも、これこそ梁山泊の計略だった。祝家荘は内外から攻め立てられて落城し、欒廷玉も乱戦中に姿を消す。その死を宋江は大いに嘆いたが、水滸後伝では梁山泊の面々の仲間となっている。 能力値 統率 武力 知力 政治 魅力 総合 軍事能力 統+武 統+武+知 素質 85 92 61 50 75 363 177 238 順位 偏差値 成長期 維持 維持 普通 普通 普通 - - - 能力持続 短い 長い 長い 短い 短い - - - 兵種 槍兵 戟兵 弩兵 騎兵 兵器 水軍 適性 S S A A C C 部隊 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 値 96 89 92 97 78 76 95 76 64 50 64 56 順位 偏差値 部隊攻撃力/防御力は技巧研究を全て終えた時点での値。兵器は木獣、水軍は闘艦。 特技 槍神 槍兵戦法成功時クリティカル マスクデータ 相性 出身地 起用 戦略傾向 地元執着 義理 野望 漢室 生年 登場 没年 死因 性格 音声 口調 101 4/5 2/5 2/3 166 184 201(36歳) 剛胆 剛胆 威厳 舌戦 得意話題 保有話術 大喝 詭弁 無視 鎮静 逆上 ○ ○ 親愛・嫌悪 状態 武将名 欒廷玉 親愛 なし なし 嫌悪 なし なし 特技槍神なので高知力部隊にも螺旋突で対抗できるが、本人の知力は低めなので副将は必須。 -- (名無しさん) 2011-04-24 10 34 36 名前 コメント すべてのコメントを見る